角川ソフィア文庫

千夜千冊エディション 少年の憂鬱

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2018年10月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
416
ISBN:
9784044004149
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角川ソフィア文庫

千夜千冊エディション 少年の憂鬱

  • 著者 松岡 正剛
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2018年10月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
416
ISBN:
9784044004149

本は遊びたがっている。知はつながりたがっている。これは文庫革命だ!

失ったものを追いつつ、無謀な冒険に挑む絶対少年たち。その妄想と葛藤を描いた名著・名作が、次から次へと案内される。

もくじ

第一章 失われた時へ
ジャック・プレヴ ール『金色の老人と喪服の時計』七八八夜
中勘助『銀の匙』三一夜
石川啄木『一握の砂・悲しき玩具』一一四八夜
マルセル・プルースト『失われた時を求めて』九三五夜
トルーマン・カポーティ『遠い声 遠い部屋』三八夜

第二章 幼な心の秘密
ヴァレリー・ ルボー『幼なごころ』一一六九夜
ジュール・ヴェルヌ『十五少年漂流記』三八九夜
マーク・トウェイン『ハックルベリイ・フィンの冒険』六一一夜
チャールズ・ディケンズ『デイヴィッド・コパフィールド』四〇七夜
カルロ・コッローディ『ピノ ッキオの冒険』五一六夜
モーリス・ルブラン『奇巌城』一一七夜

第三章 大人になりたくない
ノヴァーリス『青い花』一三二夜
アーダルベルト・シュティフター『水晶』六〇四夜
ウィーダ『フランダースの犬』四二六夜
モーリス・メーテルリンク『青 い鳥』六八夜
ジェームズ・バリ『ピーター・パンとウェンディ』一五〇三夜

第四章 菫色の悪だくみ
ヘルマン・ヘッセ『デミアン』四七九夜
ウィリアム・ゴールディング『蝿の王』四一〇夜
ギュンター・グラス『ブリキの太鼓』一五三夜
ロートレアモン『マルドロールの歌』六八〇夜
オスカー・ワイルド『ドリアン・グレイの肖像』四〇夜
ジャン・ジュネ『泥棒日記』三四六夜
スティーヴン・キング『スタンド・バイ・ミー』八二七夜

第五章 憂鬱も悲哀も憧憬も
有島武郎『小さき者 へ』六五〇夜
ジョルジョ・デ・キリコ『エブドメロス』八八〇夜
野口雨情『野口雨情詩集』七〇〇夜
北原白秋『北原白秋集』一〇四八夜

第六章 わが少年期の日々
谷内六郎『北風とぬりえ』三二八夜
林不忘『丹下左膳』七三四夜
吉見昭一『虫をたおすキノコ』四六四夜
実野恒久『乾電池あそび』六一九夜
中西悟堂『かみなりさま』一二四七夜
市橋芳則『キャラメルの値段』六七五夜
奥成達『駄菓子屋図鑑』二〇八夜
上笙一郎・山崎朋子『日本の幼稚園』五六二夜

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「千夜千冊エディション 少年の憂鬱」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 文庫版千夜千冊の5冊目で、子どもが内面に抱える悩みや葛藤などをどのような物語に仕立て上げてくれたかの小説などを紹介してくれています。このような作品になると約7~8割がたは読んだ作品が多いのですがやはり 文庫版千夜千冊の5冊目で、子どもが内面に抱える悩みや葛藤などをどのような物語に仕立て上げてくれたかの小説などを紹介してくれています。このような作品になると約7~8割がたは読んだ作品が多いのですがやはり独特の切り口での分析をされています。作品の作者やほかの作品にもかなり触れられています。プルーストの「失われた時を求めて」を入れておられるならば、「チボー家の人々」も入れてほしかった気がします。 …続きを読む
    KAZOO
    2018年12月29日
    110人がナイス!しています
  • 少年の心を忘れない、伸びやかでしなやかな書評集。子供だった時の悩みや疑問にソッと寄り添ってくれるのが本であった事に「銀の匙」への文章への注目は目から鱗でしたし、「ピーター・パンとウェンディ」や「蠅の王 少年の心を忘れない、伸びやかでしなやかな書評集。子供だった時の悩みや疑問にソッと寄り添ってくれるのが本であった事に「銀の匙」への文章への注目は目から鱗でしたし、「ピーター・パンとウェンディ」や「蠅の王」への着眼点も面白かったです。そして「小さき者たち」への生と死、そして人生に真摯に向き合うが故の一種の徹底した自己否定と透徹さに言及した章に有島武郎作品を始めて読んだ時の衝撃を思い出さずにいられない。「エブドメロス」、読んでみたい。 …続きを読む
    藤月はな(灯れ松明の火)
    2019年02月27日
    86人がナイス!しています
  • 中学の美術の教科書だったと思うのだけど、キリコの「通りの神秘と憂鬱」にくぎ付けになってしまった。キリコが書いた小説があると数年前に知ったものの、未だ入手できていない。さてその『エブドメロス』の項だけ読 中学の美術の教科書だったと思うのだけど、キリコの「通りの神秘と憂鬱」にくぎ付けになってしまった。キリコが書いた小説があると数年前に知ったものの、未だ入手できていない。さてその『エブドメロス』の項だけ読むつもりが、あれよあれよと引き込まれて結局全部読むことに。ネットでは時々眺めていた千夜千冊、こうしてテーマ別に編んだものをまとめて読むと、哲人セイゴオさんの整理された知識量に圧倒される。私にはまだこんな読み方はとてもできないけれど、なんだか読書の作法自体を示されているようで。 …続きを読む
    アドソ
    2019年04月08日
    17人がナイス!しています

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著者紹介

松岡 正剛(まつおか せいごう)

編集者。編集工学研究所所長。編集工学を提唱し、情報文化と情報技術をつなぐ研究・開発・実践に携わる。

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