夜のリフレーン

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2021年02月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784041110645
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夜のリフレーン

  • 著者 皆川 博子
  • 編者 日下 三蔵
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2021年02月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784041110645

物語の女王が、幻想と綺想のあわいで紡ぐ短編集

秘めた熱情、封印された記憶、日常に忍び寄る虚無感――。福田隆義氏のイラスト、中川多理氏の人形と小説とのコラボレーションも収録。著者の物語世界の凄みと奥深さを堪能できる選り抜きの24編を収録。 秘めた熱情、封印された記憶、日常に忍び寄る虚無感――。福田隆義氏のイラスト、中川多理氏の人形と小説とのコラボレーションも収録。著者の物語世界の凄みと奥深さを堪能できる選り抜きの24編を収録。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「夜のリフレーン」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 最近日下三蔵さんが皆川さんの短編集や読書録を編纂してくれたりしているので楽しみが増えました。これも様々な短編があり皆川さんの長篇とはまた異なったおもむきがあります。かなりじんわりと変な感じが読んでいる 最近日下三蔵さんが皆川さんの短編集や読書録を編纂してくれたりしているので楽しみが増えました。これも様々な短編があり皆川さんの長篇とはまた異なったおもむきがあります。かなりじんわりと変な感じが読んでいると心にしみこんできます。ただこわいという感じではないのですね。 …続きを読む
    KAZOO
    2021年12月30日
    86人がナイス!しています
  • 短編なのにこの深さは何?黄昏からじわじわと近づいてくる闇の世界に掴まれ、そこから耽美なひと時となる。怖くも美しい作品たち。それぞれの味が異なるのは1970年代のデビュー時からつい最近のものまで幅広く選ばれ 短編なのにこの深さは何?黄昏からじわじわと近づいてくる闇の世界に掴まれ、そこから耽美なひと時となる。怖くも美しい作品たち。それぞれの味が異なるのは1970年代のデビュー時からつい最近のものまで幅広く選ばれているからか。 …続きを読む
    まさ
    2021年12月14日
    25人がナイス!しています
  • 溜め息。『薔薇忌』を読んだ時、初めて皆川作品に「酔う」という感覚を覚えたのだが、その時の感覚に近い。妖艶、耽美、かつ幻惑的な皆川博子ワールドをたっぷりと堪能させていただいた。デビューから現在に至る作品 溜め息。『薔薇忌』を読んだ時、初めて皆川作品に「酔う」という感覚を覚えたのだが、その時の感覚に近い。妖艶、耽美、かつ幻惑的な皆川博子ワールドをたっぷりと堪能させていただいた。デビューから現在に至る作品の中から 幻想小説系とミステリ系の単行本未収録作の短篇24編を精選した作品集。贅沢極まりない。濃厚、濃密な物語たち。漂う空気感も時代も。表題作「夜のリフレーン」、たった14行で完結の圧倒、圧巻さよ!魅了。他に好みは「夜、囚われて」「陽射し」「紡ぎ唄」「妖童」「七谷屋形」「赤い鞋」「新吉、おまえの」辺り。 …続きを読む
    kaoriction@感想は気まぐれに
    2021年03月21日
    19人がナイス!しています

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