角川ホラー文庫

うろこの家

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1993年07月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784041893012

角川ホラー文庫

うろこの家

  • 著者 皆川 博子
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
1993年07月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784041893012

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「うろこの家」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 鎌倉時代や江戸時代、琉球、中国、インド…と東洋を舞台にした幻想短篇集。各篇が花をモチーフにして官能的に美しい。艶やかさと読みやすさが両立し、しかも品下らないというのはこの著者ならでは。藤の咲き乱れる一 鎌倉時代や江戸時代、琉球、中国、インド…と東洋を舞台にした幻想短篇集。各篇が花をモチーフにして官能的に美しい。艶やかさと読みやすさが両立し、しかも品下らないというのはこの著者ならでは。藤の咲き乱れる一軒家に奇妙な鯉と住む魔性の女の表題作、主人の身代わりに処刑される少年を憐れむ菖蒲の花たちを描く第四話が特に好き。何重にもなった象牙の珠を彫る職人の第弐話は、台北の故宮博物館で見た同種の珠を思い出し、懐かしいと同時にこんな物語に仕上げる著者に舌を巻く。劇的独白が好きなので、これを用いた二編もいい。 …続きを読む
    kasim
    2018年03月30日
    25人がナイス!しています
  • 12話の短編集 昔話の怪談ようなホラー。  言葉のひとつひとつが難解で非常に疲れた。何度か読み直していくうちに、内容がわかってくる感覚。 岡田嘉夫さんの不気味で幻想的な絵が小説とよく合っていた。 12話の短編集 昔話の怪談ようなホラー。  言葉のひとつひとつが難解で非常に疲れた。何度か読み直していくうちに、内容がわかってくる感覚。 岡田嘉夫さんの不気味で幻想的な絵が小説とよく合っていた。
    ナチュラ
    2017年05月20日
    19人がナイス!しています
  • 目に見えぬ綺羅錦繍に捕縛され、喉を塞ぐ花弁に窒息しながら、行き着く先はどこの奈落か遠のく意識でちらりと思う。殺すことよりも忘れることの方が罪になるのだと、忘れることより記憶していることの方が残酷なのだ 目に見えぬ綺羅錦繍に捕縛され、喉を塞ぐ花弁に窒息しながら、行き着く先はどこの奈落か遠のく意識でちらりと思う。殺すことよりも忘れることの方が罪になるのだと、忘れることより記憶していることの方が残酷なのだと。そう何かが囀りながら頭上を飛び去る。  皆川博子の花にまつわる妖異譚、12篇。様々な世界を持つ短編を読み進むにつれ、ものがたりに翻弄され飲み込まれるかの様な1冊。cacaoさんに紹介された本です。cacaoさん、ありがとう。これは凄かったです。単行本は「朱鱗(うろこ)の家―絵双紙妖綺譚」という名前だそう。 …続きを読む
    るすみら
    2009年06月20日
    18人がナイス!しています

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