ゆめこ縮緬

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2019年09月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784041081990

ゆめこ縮緬

  • 著者 皆川 博子
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2019年09月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784041081990

ミステリと綺想の女王が紡ぎだす、禁忌と官能に満ちた世界

愛する男を慕って、女の黒髪が蠢きだす「文月の使者」、挿絵画家と若い人妻の戯れを濃密に映し出す「青火童女」、蛇屋に里子に出された少女の記憶を描く表題作他、密やかに紡がれる8編。幻の名作、決定版。


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「ゆめこ縮緬」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 皆川博子へ初挑戦。著者のヒット作の復刻版だそうです。とてもおしゃれな装丁。・・・残念ながら道半ば(5合目あたり)で、リタイア、ギブアップいたします。幻想小説、怪異的…な内容が、肌に合わないのだろうと思 皆川博子へ初挑戦。著者のヒット作の復刻版だそうです。とてもおしゃれな装丁。・・・残念ながら道半ば(5合目あたり)で、リタイア、ギブアップいたします。幻想小説、怪異的…な内容が、肌に合わないのだろうと思います。これ一冊での結論は早計ですが、硬い頭の爺ィには、皆川博子文学作品は難解でした。 …続きを読む
    じいじ@
    2019年10月27日
    84人がナイス!しています
  • 蠱惑的という表現がぴったりと思えた短編集。各篇の題名からして妖しげで心惹かれる。そして物語の冒頭の一文から、ぐわっと掴まれる。「指は、あげましたよ」「狂(たぶ)れた、と思う」。中身の方では、前衛的で退 蠱惑的という表現がぴったりと思えた短編集。各篇の題名からして妖しげで心惹かれる。そして物語の冒頭の一文から、ぐわっと掴まれる。「指は、あげましたよ」「狂(たぶ)れた、と思う」。中身の方では、前衛的で退廃的な趣きを感じさせる古典文学のような美しい世界観に油断していると、そのなまめかしさに足元をすくわれてしまいそう。生と死をぼやかした物語は不穏さと軽妙さが混在。そこに挿し込まれるゾクッとする表現が残る。ひょいと急に現れる人間の背徳性には呆然となるも離れられない。これはどの篇も何度でも味わいたい作品ばかりだ。 …続きを読む
    buchipanda3
    2019年10月12日
    84人がナイス!しています
  • 真の恐怖を前に言葉も出ない。表題作「ゆめこ縮緬」は何が起きたのかわからず、頁を去来する。目にするものは真実なのか。「影つづれ」玉藻前の草双紙が記憶の中から妖しく匂い立つ。板戸を隔て相見えた時、身に纏う 真の恐怖を前に言葉も出ない。表題作「ゆめこ縮緬」は何が起きたのかわからず、頁を去来する。目にするものは真実なのか。「影つづれ」玉藻前の草双紙が記憶の中から妖しく匂い立つ。板戸を隔て相見えた時、身に纏う衣は剥かれた。「桔梗闇」ねえやとばあやから引き裂いた幼子を手懐ける。この世の不条理を簪が切り裂く。「玉虫抄」指にしゃぶりつき本能をとろかす女。愛に溺れず野心に溺れる先生。千鶴の愛らしさは罪作り。奪われたものは何であろう。幻想の彼岸へ誘う、8編の傑作。 …続きを読む
    ポップ
    2019年11月11日
    27人がナイス!しています

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