ゆめこ縮緬 電子版
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発売日:
2019年09月21日
商品形態:
電子書籍

ゆめこ縮緬

  • 著者 皆川 博子
発売日:
2019年09月21日
商品形態:
電子書籍

ミステリと綺想の女王が紡ぎだす、禁忌と官能に満ちた世界

愛する男を慕って、女の黒髪が蠢きだす「文月の使者」、挿絵画家と若い人妻の戯れを濃密に映し出す「青火童女」、蛇屋に里子に出された少女の記憶を描く表題作他、密やかに紡がれる8編。幻の名作、決定版。


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「ゆめこ縮緬」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 蠱惑的という表現がぴったりと思えた短編集。各篇の題名からして妖しげで心惹かれる。そして物語の冒頭の一文から、ぐわっと掴まれる。「指は、あげましたよ」「狂(たぶ)れた、と思う」。中身の方では、前衛的で退 蠱惑的という表現がぴったりと思えた短編集。各篇の題名からして妖しげで心惹かれる。そして物語の冒頭の一文から、ぐわっと掴まれる。「指は、あげましたよ」「狂(たぶ)れた、と思う」。中身の方では、前衛的で退廃的な趣きを感じさせる古典文学のような美しい世界観に油断していると、そのなまめかしさに足元をすくわれてしまいそう。生と死をぼやかした物語は不穏さと軽妙さが混在。そこに挿し込まれるゾクッとする表現が残る。ひょいと急に現れる人間の背徳性には呆然となるも離れられない。これはどの篇も何度でも味わいたい作品ばかりだ。 …続きを読む
    buchipanda3
    2019年10月12日
    83人がナイス!しています
  • 生温かくも冷たい血。わたしの中に流るる血は。あの橋を越えたら。あの中洲に足を踏み入れたら。血は、絶えるの? わたしは、ねえやは、あの人は。生きているの?死んでいるの?お父様にお母様、お兄さま、妹も弟も 生温かくも冷たい血。わたしの中に流るる血は。あの橋を越えたら。あの中洲に足を踏み入れたら。血は、絶えるの? わたしは、ねえやは、あの人は。生きているの?死んでいるの?お父様にお母様、お兄さま、妹も弟も、一体。大正から昭和初期を舞台に綴る皆川博子の名高い幻想文学。最高傑作を完全復刊。耽美で幽美。妖しく儚い官能と禁忌の世界。久々にその世界に酔った。夢か現か、あの世なのかこの世なのか。むせ返るような息苦しさと孤独と、血。8つの短編集。「花溶け」「玉虫抄」「桔梗塚」「ゆめこ縮緬」が好み。きっと、私にも冷たい血が… …続きを読む
    kaoriction
    2019年10月04日
    26人がナイス!しています
  • 幻想小説はあまり好みではないが、時代設定が大正から昭和初期というのを見て読んでみたくなった。淫靡で怪しげな雰囲気は寺山修司作品とよく似た世界観で、何だかわからない中洲の世界や、独特な言葉のリズムなど、 幻想小説はあまり好みではないが、時代設定が大正から昭和初期というのを見て読んでみたくなった。淫靡で怪しげな雰囲気は寺山修司作品とよく似た世界観で、何だかわからない中洲の世界や、独特な言葉のリズムなど、とにかく不思議で、読んで意味わからなくても何故か引き込まれる凄さを感じました。 …続きを読む
    JKD
    2019年10月14日
    10人がナイス!しています

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