僕の神さま

僕の神さま

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2020年08月19日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
248
ISBN:
9784041097786

僕の神さま

  • 著者 芦沢 央
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2020年08月19日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
248
ISBN:
9784041097786

「知ってる? 川上さんって、お父さんに殺されたらしいよ……」

僕たちは何かトラブルが起きると、同級生の水谷くんに相談する。例えば友だちから意地悪されたら、運動会で出たくない競技があったら、弟が迷子になっても……。学校中のみんなから頼りにされる名探偵。彼が導き出す答えに決して間違いはない。だって水谷くんは「神さま」だから。夏休み直前、僕と水谷君は同じクラスの川上さんからある相談を受ける、その内容は意外なものだった……。小学生の日常で起きた「悲劇」が胸をえぐる、切なく残酷な連作ミステリー。

僕たちは何かトラブルが起きると、同級生の水谷くんに相談する。例えば友だちから意地悪されたら、運動会で出たくない競技があったら、弟が迷子になっても……。学校中のみんなから頼りにされる名探偵。彼が導き出す答えに決して間違いはない。だって水谷くんは「神さま」だから。夏休み直前、僕と水谷君は同じクラスの川上さんからある相談を受ける、その内容は意外なものだった……。小学生の日常で起きた「悲劇」が胸をえぐる、切なく残酷な連作ミステリー。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

第一話 春の作り方
第二話 夏の「自由」研究
第三話 作戦会議は秋の秘密
第四話  冬に真実は伝えない
エピローグ  春休みの答え合わせ

【『僕の神さま』新刊発売記念「芦沢央リモート読書会」】 2020年9月18日(金)21時から開催決定!


自宅から直接著者とつながって『僕の神さま』の感想を伝えよう!

芦沢央さんが、過去の作品から最新刊『僕の神さま』まで、ミステリ小説の執筆裏話をオンラインで語ります。他に皆さまから寄せられた質問に答える企画などもご用意。
司会進行は人気書評家の瀧井朝世さん!


〇参加権について
・サイン本付き参加権:3,080円(税込み)※8月31日(月)まで期間限定
※8月10日(月・祝)までに入金手続きを完了された方には、お申し込み者の名前入りのサイン本をお届けします(8月17日(月)~随時到着予定)。
※8月11日(火)以降の入金手続き完了分はサインのみとなります。サイン本は冊数に限りがありますので早めにお申し込みください。

・参加権のみ:1,320円(税込み)

〇当日はビデオ通話アプリ「Zoom」を使ったオンライン形式になります。
〇購入はLivepocketのサイトからのお申し込みになり、お客様からのアクセスが必要です。

※本イベントは作品のネタバレを含むため『僕の神さま』読了後のご参加を推奨いたします。

【先着特典サイン本付き】等の参加券(チケット)の販売については下記をご覧ください。

「僕の神さま」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 小学生の名探偵が日常の謎を解決していく・・・と思いきや徐々にヘビィー展開に(汗)。子供には出来ることが限られているが、その中で出来ることを模索していく水谷君の覚悟を感じた。水谷君は、どんな大人になっていく 小学生の名探偵が日常の謎を解決していく・・・と思いきや徐々にヘビィー展開に(汗)。子供には出来ることが限られているが、その中で出来ることを模索していく水谷君の覚悟を感じた。水谷君は、どんな大人になっていくんだろう。未登場の姉の存在や、水谷君には謎が多いので、是非続編を期待したい! …続きを読む
    kou
    2020年12月15日
    364人がナイス!しています
  • 博識で冷静な観察眼で謎を解決する水谷君は、小5のクラスメイトから一目置かれ、様々な相談事をされる存在だった。祖父の体調急変の謎、同級生の女子が突然川上さんに絵の具の水をかけた理由、運動会の騎馬戦で圧勝 博識で冷静な観察眼で謎を解決する水谷君は、小5のクラスメイトから一目置かれ、様々な相談事をされる存在だった。祖父の体調急変の謎、同級生の女子が突然川上さんに絵の具の水をかけた理由、運動会の騎馬戦で圧勝する方法など、次々と解決する水谷君は密かに「神さま」と呼ばれ、友達の僕も誇らしく思っていたが・・。次々と事件を解決する水谷君に頼りきる僕と水谷君自身の思いとのギャップ、DVに悩む川上さんの問題など、意外とヘビーで根深い内容でした。頭の良さもさることながら、水谷君の優しさを理解できる人になりたいと思いました。 …続きを読む
    ウッディ
    2021年02月01日
    351人がナイス!しています
  • 小学校5年生の佐土原クンの目線で、頭脳明晰な水谷クンの名推理を描いた4編+エピローグ構成の連作短編。「あの芦沢さんが子供主人公の話?」と読む前は懐疑的だったが、著者らしいブラック&ビターな味付けで、切 小学校5年生の佐土原クンの目線で、頭脳明晰な水谷クンの名推理を描いた4編+エピローグ構成の連作短編。「あの芦沢さんが子供主人公の話?」と読む前は懐疑的だったが、著者らしいブラック&ビターな味付けで、切れの良い日常&青春ミステリが活き活きと描かれていた。いかにも小5の佐土原クンと小5とは思えない水谷クンの組み合わせも定番ながら効果的だし、同級生・川上さんの儚く切ない存在も効いている。エピローグでドンデン返し的に伏線回収をしているのも良かった。贔屓の芦沢さんとしては「中の上レベル」だが、続編を期待したい佳作。 …続きを読む
    しんたろー
    2020年10月18日
    341人がナイス!しています

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