バック・ステージ

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2019年09月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784041084298
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バック・ステージ

  • 著者 芦沢 央
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2019年09月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784041084298

「まさか、こうきたか」幕が上がったら一気読み!注目作家の痛快ミステリ!

新入社員の松尾は忘れ物で戻った夜の会社で、先輩社員の康子がパワハラ上司の不正証拠を探す場面に遭遇。そのまま巻き込まれる形で、片棒を担がされることになる。翌日、中野の劇場では松尾たちの会社がプロモーションする人気演出家の舞台が始まろうとしていた。その周辺では息子の嘘に悩むシングルマザーやチケットを手に劇場で同級生を待つ青年、開幕直前に届いた脅迫状など、それぞれ全く無関係の事件が同時多発的に起きていたが、松尾と康子の行動によってそれらは少しずつ繋がっていく、そして……。バラバラのピースが予測不能のラストを象る。いま、最も注目される作家芦沢央の驚愕・痛快ミステリ! 新入社員の松尾は忘れ物で戻った夜の会社で、先輩社員の康子がパワハラ上司の不正証拠を探す場面に遭遇。そのまま巻き込まれる形で、片棒を担がされることになる。翌日、中野の劇場では松尾たちの会社がプロモーションする人気演出家の舞台が始まろうとしていた。その周辺では息子の嘘に悩むシングルマザーやチケットを手に劇場で同級生を待つ青年、開幕直前に届いた脅迫状など、それぞれ全く無関係の事件が同時多発的に起きていたが、松尾と康子の行動によってそれらは少しずつ繋がっていく、そして……。バラバラのピースが予測不能のラストを象る。いま、最も注目される作家芦沢央の驚愕・痛快ミステリ!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

序幕
第一幕 息子の親友
第二幕 始まるまで、あと五分
幕間
第三幕 舞台裏の覚悟
第四幕 千賀稚子にはかなわない
終幕
カーテン・コール

「バック・ステージ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 脚本・演出が島田ソウの舞台の公演には、舞台裏、会場の外には、誰もが気づかない事件が多発してたわ。他人には些細なことかもしれないけど、当人達には大事件だね。嶋田は曲者だわと思うし、澤口を成敗してスッキリ 脚本・演出が島田ソウの舞台の公演には、舞台裏、会場の外には、誰もが気づかない事件が多発してたわ。他人には些細なことかもしれないけど、当人達には大事件だね。嶋田は曲者だわと思うし、澤口を成敗してスッキリしたのもいいし、玉ノ井さんもやる時はやるよですごいと思ったけど、奥ちゃんと伊藤、松尾と康子さん、すごく良かった。恋の始まりは微笑ましくなった。話に無理があるとは思いながらも、こんなとこに伏線をはってたかと感心したり、楽しく読めました。【サイン本】 …続きを読む
    しんごろ
    2021年05月06日
    241人がナイス!しています
  • 芦沢央の作品を読んだのはこれで確か五作目。自分のコンディションが最悪で、連日仕事からヘトヘトになって帰って来て寝る前の唯一の読書時間、寝落ちと連日闘いながらようやく読み終えた。だもんで細かな部分は頭か 芦沢央の作品を読んだのはこれで確か五作目。自分のコンディションが最悪で、連日仕事からヘトヘトになって帰って来て寝る前の唯一の読書時間、寝落ちと連日闘いながらようやく読み終えた。だもんで細かな部分は頭から飛んでしまっているところも多く、そんなんでレビューなんて書くなよとお叱りを受けるかも知れないが仕方ない。良く出来た連作短編集だったと思います。全体的に。特に第一幕の「息子の親友」が優れもの。泣かせてくれました。何度も寝落ちしたんですけども。作品のせいではなくあくまで自分のコンディションの問題で。良作です。 …続きを読む
    青乃108号
    2024年05月11日
    219人がナイス!しています
  • 『結局、この一日は何だったのだろう』。“パワハラ上司”の弱みを握るために奔走する松尾と康子のドタバタ劇が描かれたこの作品。そこには全く関係のない四つの物語を一つに繋いでいく芦沢さんの鮮やかな手腕を見る物 『結局、この一日は何だったのだろう』。“パワハラ上司”の弱みを握るために奔走する松尾と康子のドタバタ劇が描かれたこの作品。そこには全く関係のない四つの物語を一つに繋いでいく芦沢さんの鮮やかな手腕を見る物語が描かれていました。五つの物語が一つに繋がり、その一方でそれぞれに結末を見るという鮮やかな構成に魅せられるこの作品。物語どうしが緩やかに繋がるそれぞれの物語の魅力にも囚われるこの作品。“バラバラのピースが予測不能のラストに導く、驚嘆の痛快ミステリ”という謳い文句が伊達ではないと感じさせてくれた作品でした。 …続きを読む
    さてさて
    2024年01月10日
    209人がナイス!しています

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