- 著者 あさの あつこ
- 発売日:
- 2020年12月24日
- 商品形態:
- 電子書籍
緋色の稜線
- 著者 あさの あつこ
- 発売日:
- 2020年12月24日
- 商品形態:
- 電子書籍
行きずりの女を殺して逃げる男の前に現れた少年と傷ついた幼女の正体とは?
ホテルで行きずりの女を殺してしまった吉行は、車で逃げる山中で不思議な少年と幼女に出会う。「和子」と名乗る幼女の家に帰る途中だという。なりゆきで乗せてやることになった車内で、無邪気に話す和子の声を聞きながら、ふと吉行は自分の過去を振り返る。夜の闇が迫りひどい疲労感に襲われた吉行は、親子と偽り小さな旅館に宿をとる。穏やかな夕食と温泉。まるで本当の親子のようだ、そう独り言ちる吉行の目に飛び込んできたのは、膝に乗ってきた和子の首に残る、一筋の赤い線だった。過去の記憶がよみがえり苛む……。大人のサスペンス・ミステリ!
(※本書は、2012年9月講談社より刊行された単行本『白兎1 透明な旅路と』を加筆修正し、改題の上文庫化したものです)
(※本書は、2012年9月講談社より刊行された単行本『白兎1 透明な旅路と』を加筆修正し、改題の上文庫化したものです)
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
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「緋色の稜線」感想・レビュー
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『透明な旅路と』→『白兎1 透明な旅路と』(白兎シリーズ)→改題の本作だそうです。白兎4部作が未読だったのでこちらを手にする。幻惑のサスペンス・ミステリ!と帯にあった。一気に読める。ただただ和子が傷ま …続きを読む2020年12月07日185人がナイス!しています
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かなり好きな世界観の一冊。夢か現か…明確な掴みどころのない世界観はかなり好き。殺人を犯し逃げる男が、月夜の晩に山中で出会った少年と幼女。家まで乗せて欲しい…って、どこかホラーな雰囲気で掴みはバッチリ。 …続きを読む2021年01月20日154人がナイス!しています
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★★★★ 久しぶりのあさのさん♪白兎シリーズの1作目だそうだが、なんとも不思議で切ない物語だった。女性を殺害し車で逃亡中の吉行は、ある夜山中で少年と幼女に出会い、幼女の家まで送ることに。道中、つきそい …続きを読む2021年02月21日86人がナイス!しています