遠い唇

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2016年09月30日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
212
ISBN:
9784041047620

遠い唇

  • 著者 北村 薫
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2016年09月30日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
212
ISBN:
9784041047620

小さな謎は、大切なことへの道しるべ―ミステリの巨人が贈る極上の謎解き。

小さな謎は、大切なことへの道しるべ。
ミステリの巨人が贈る、極上の“謎解き”7篇。

■「遠い唇」
コーヒーの香りでふと思い出す学生時代。今は亡き、姉のように慕っていた先輩から届いた葉書には、謎めいたアルファベットの羅列があった。
■「解釈」
『吾輩は猫である』『走れメロス』『蛇を踏む』……宇宙人カルロロンたちが、地球の名著と人間の不思議を解く?
■「パトラッシュ」
辛い時にすがりつきたくなる、大型犬のような同棲中の彼氏。そんな安心感満点の彼の、いつもと違う行動と、浴室にただよう甘い香り。
■「ビスケット」
トークショーの相手、日本通のアメリカ人大学教授の他殺死体を目撃した作家・姫宮あゆみ。教授の手が不自然な形をとっていたことが気になった姫宮は、《名探偵》巫弓彦に電話をかける――。

全7篇の、一筋縄ではいかない人の心と暗号たち。
解いてみると、“何気ないこと”が光り始める。


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「遠い唇」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 北村薫は、新作中心に読んでいる作家です。本作は寄せ集め感、バラツキのある短編集です。著者のマニアックな拘りのある作品が多い気がします。オススメは江戸川乱歩へのオマージュ作品「続・二銭銅貨」と源氏物語と 北村薫は、新作中心に読んでいる作家です。本作は寄せ集め感、バラツキのある短編集です。著者のマニアックな拘りのある作品が多い気がします。オススメは江戸川乱歩へのオマージュ作品「続・二銭銅貨」と源氏物語と融合した「ビスケット」です。 …続きを読む
    starbro
    2016年10月28日
    280人がナイス!しています
  • 久し振りの北村さん 7短編を通してのテーマは暗号?と思いますが「ゴースト」のみが意味不明(笑) 大学時代に憧れの女性から貰ったはがきに書かれたアルファベットの謎♡を解く「遠い唇」 宇宙人が「吾輩は猫で 久し振りの北村さん 7短編を通してのテーマは暗号?と思いますが「ゴースト」のみが意味不明(笑) 大学時代に憧れの女性から貰ったはがきに書かれたアルファベットの謎♡を解く「遠い唇」 宇宙人が「吾輩は猫である」や「走れメロス」など古典の名作表現を暗号として解読していくコメディー調の「解釈」 殺された日本通のアメリカ人教授が右手の不自然な指の形で伝えようとした犯人とは「ビスケット」の三編がお気に入りです! (^_^)v  …続きを読む
    射手座の天使あきちゃん
    2017年02月18日
    266人がナイス!しています
  • 初出誌の異なる7編の短編集。読み友さんレビューで知った21年ぶりの『冬のオペラ』巫弓彦が目当てだったけれど、巻頭の僅か20ページにも満たない表題作「遠い唇」に心奪われる。ハガキが7円の時代なら主人公は 初出誌の異なる7編の短編集。読み友さんレビューで知った21年ぶりの『冬のオペラ』巫弓彦が目当てだったけれど、巻頭の僅か20ページにも満たない表題作「遠い唇」に心奪われる。ハガキが7円の時代なら主人公は40代後半か50代のはず。大学時代・憧れの先輩が遺したアナグラムの切なさは、重ねた歳月の分降り積もる。続く「しりとり」も解かれた俳句が切なく愛おしい。竹本健治さん『涙香迷宮』の凝りに凝った言葉の謎解きも凄いけれど「続・二銭銅貨」「ビスケット」含め、北村薫さんの名講義を聴講する気分。「名探偵はなるのではない→続 …続きを読む
    文庫フリーク@灯れ松明の火(微速前進中)
    2017年05月26日
    243人がナイス!しています

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