災厄

災厄

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2014年05月30日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
336
ISBN:
9784041016893

災厄

  • 著者 周木 律
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2014年05月30日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
336
ISBN:
9784041016893

ミステリ界の新鋭が描く、超一級のエンタメSF!!

原因不明の症状により市町村単位で住民が死亡する事件が発生。ウイルス感染が原因と睨んだ厚生省の斯波は真相を解明すべく、政府内での駆け引きと拡大する災厄に挑む。やがて斯波が辿り着く驚愕の真実とは!? 原因不明の症状により市町村単位で住民が死亡する事件が発生。ウイルス感染が原因と睨んだ厚生省の斯波は真相を解明すべく、政府内での駆け引きと拡大する災厄に挑む。やがて斯波が辿り着く驚愕の真実とは!?

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「災厄」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 我が郷土高知から始まる未曾有の災厄の物語。以前より興味があった作品。怖さは勿論あるが案外冷静に読めるのは被害者の症状など目を背けたくなるような記述を極力抑えているからだと思う。ここを詳細に描けば地獄絵 我が郷土高知から始まる未曾有の災厄の物語。以前より興味があった作品。怖さは勿論あるが案外冷静に読めるのは被害者の症状など目を背けたくなるような記述を極力抑えているからだと思う。ここを詳細に描けば地獄絵図は間違いないが、作品のテーマはこの国の危機管理能力を問うものでありこれで正解だろう。ハッピーエンドのようでありながら解決しきれぬモヤモヤとしたラストが印象的。ところでこの読後感はあまりにかけ離れていると笑われそうだが半沢直樹シリーズに近かった!まさかと思う人は是非読んでみて(笑) …続きを読む
    サム・ミイラ
    2015年08月31日
    133人がナイス!しています
  • それは高知県の限界集落で始まった。突然人や動物が倒れあっという間に致死率ほぼ100パーセントで死んでいく。テロか感染症か!厚生労働省のキャリア斯波の説得もことごとく政治家に阻まれバンデミックだけが拡大し それは高知県の限界集落で始まった。突然人や動物が倒れあっという間に致死率ほぼ100パーセントで死んでいく。テロか感染症か!厚生労働省のキャリア斯波の説得もことごとく政治家に阻まれバンデミックだけが拡大していく。国民の混乱を避けるという名目で事実を隠蔽する政府は「あの時」と同じ。出世を望み周りを切り捨てて突っ走る斯波よりライバルであった宮野の方が魅力的。歩美さん、なぜに選択を2度も間違ったの? …続きを読む
    モルク
    2017年11月30日
    77人がナイス!しています
  • 四国の一寒村から始まった謎の住民大量死事件。官邸は官房長官を中心に対策室を立ち上げる。。副官房長官と警察庁長官はテロを疑い、厚生労働省は未知の病原体によるパンデミックを疑う。大量死の原因が不明のまま東 四国の一寒村から始まった謎の住民大量死事件。官邸は官房長官を中心に対策室を立ち上げる。。副官房長官と警察庁長官はテロを疑い、厚生労働省は未知の病原体によるパンデミックを疑う。大量死の原因が不明のまま東京であれやこれやと会議を行う?そのうちに原因物質が判明して、テロの疑い濃くなってくる。これは官僚と政治家を皮肉った作品なのでしょうね。感想としてはあまり言うこともなし。周木さん初読みでした。 …続きを読む
    ゆみねこ
    2015年01月15日
    62人がナイス!しています

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