- 著者 柳 広司
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2013年06月21日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 320
- ISBN:
- 9784041008263
パラダイス・ロスト
- 著者 柳 広司
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2013年06月21日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 320
- ISBN:
- 9784041008263
「ジョーカー・ゲーム」シリーズ第3弾、待望の文庫化!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「ジョーカー・ゲーム」シリーズ
おすすめコメント
超────おもしろかったです!!
重厚なんだけどサクサク読めて、大ピンチなんだけど、読んでてずっと顔笑ってるみたいな!
D機関……、まじ底しれねぇっす。
──(三省堂書店有楽町店 新井見枝香)
戦争という特異な時代の不穏な空気の中で蠢く権謀術数。真実と裏切りが激しく交錯し、そして自らも偽り欺く……。
極限状態の騙し合いは、死への畏怖よりもクールな気品がよく似合う。壮大なスケール、堂々たる風格、究極の知の攻防。
「魔王」の魅力に誰もが惹きこまれ、後戻りできなくなるだろう。
──(三省堂書店神保町本店 内田剛)
戦時中の日本では考えられれない教え、「死ぬな。殺すな」を徹底的に叩き込まれたエリートスパイ。
”D機関”を率いる結城中佐を始めとする彼らの超絶思考に圧倒され惹きつけられる。
教科書からは読み取れない戦争や人間模様を絡めた極上のスパイミステリ!
──(ブックファースト梅田2階店 岸田安見)
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『パラダイス・ロスト』ラジオドラマ
「パラダイス・ロスト」感想・レビュー
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本作はツボにはまったせいか一気読みでした。当方の予測は相も変わらずコテンパンにされておりますが、でもなんだがそれが嬉しいんですよね、そう来たかぁ!ってね。自分の思いもよらない所に真実があると云うことに …続きを読む2016年11月12日448人がナイス!しています
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シリーズ第三弾を再読。スパイはまさに超人。「誤算」はフランスで記憶を失った島野の活躍。臨機応変の対応、相手に話させ情報を得ることと、記憶の階層は興味深い。スパイでなくても役に立つ。「失楽園」はシンガポ …続きを読む2019年03月06日385人がナイス!しています
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何て凄まじい人達なんでしょう、シリーズ三作目にして益々冴えわたるプロの技 知略・謀略・なりすまし・変装・偽装・暗号解読 そんなスパイが「暗号名ケルベロス」のラストで、ふと見せた人間味にめっちゃ感動(笑 …続きを読む2013年07月13日314人がナイス!しています
読者モニターレビュー
クールでスタイリッシュなスパイミステリの第3弾。今作も緻密な構成と抜群のリーダビリティで、最後までページを捲る手が止まりませんでした。全編に渡り、必ず最後にニヤリとする展開やオチが用意されており、何度も「うまい!」「ここまでやるか……」と、心の中で叫んだり呟いたりしていました。(ゆきひろさん)
スリリングで鋭利なストーリー展開が魅力的なのは、もはや言わずもがな。色々な予想外を想定している‘つもり’で読んでいて、「やっぱりね」と思って気を抜いた瞬間、「え!そっちも!?」と結局は上をいかれてしまう。でも読者としては、そうやって裏切られるのが堪らない快感になってしまうんですね。(椿季さん)
著者の作品を読んだのは、本作が初めてだったのですが、読み始めてすぐに引き込まれました。名前しか登場しないのに、圧倒的な存在感を発する結城中佐にとても魅了されます。本作品を読み、すぐに著者の既刊作を購入しに走りました! それぐらい面白かったです!(ちぃちぃさん)
著者紹介
柳 公司(やなぎ こうじ)
09年『ジョーカー・ゲーム』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞をダブル受賞。
他の著書に『トーキョー・プリズン』『新世界』『はじまりの島』『ロマンス』『キング&クイーン』『漱石先生の事件簿 猫の巻』『月と虎』『怪談』『ナイト&シャドウ』などがある。今最も注目を集めるミステリ作家の一人。