彷徨える帝(上)

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2005年02月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
432
ISBN:
9784043659036
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彷徨える帝(上)

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2005年02月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
432
ISBN:
9784043659036

よみがえる後醍醐帝の怨念! 将軍義教、旧南朝方、赤松氏の息詰まる死闘!

室町幕府が開かれてすでに百年。二つに分かれていた朝廷も一つに戻り、旧南朝方は、逼塞を余儀なくされていた。幕府を崩壊させる秘密が込められた能面をめぐり、旧南朝方、将軍義教、赤松氏の決死の争奪戦が始まる! 室町幕府が開かれてすでに百年。二つに分かれていた朝廷も一つに戻り、旧南朝方は、逼塞を余儀なくされていた。幕府を崩壊させる秘密が込められた能面をめぐり、旧南朝方、将軍義教、赤松氏の決死の争奪戦が始まる!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「彷徨える帝(上)」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 町中期の永享年間(15世紀)南北朝統一後も燻り続けていた南北朝の確執が、6代将軍足利義教時に表面化した時代、所謂後南朝争乱期を後醍醐帝の謎の能面をキーワードに対立する二人架空の主人公(北畠宗十郎と朝比奈範冬 町中期の永享年間(15世紀)南北朝統一後も燻り続けていた南北朝の確執が、6代将軍足利義教時に表面化した時代、所謂後南朝争乱期を後醍醐帝の謎の能面をキーワードに対立する二人架空の主人公(北畠宗十郎と朝比奈範冬)を軸に繰り広げられる上下巻の歴史伝奇物語。上巻は、鎌倉公方の足利持氏と将軍足利義教との対立に南朝方と関東管領の上杉憲実が絡んだ永享の乱の顛末までが語られ、そして両主人公が後醍醐帝の能面の行方を追いながら能面の謎が深まっていく。下巻の展開が楽しみです。 …続きを読む
    TheWho
    2023年02月14日
    12人がナイス!しています
  • 観阿弥が足をぶった切られる冒頭から驚かされた。後南朝の時代はどうもタブー視されていて山風以外野心的に描こうとする作家がいない。その中で胡散臭い武士と足利将軍家、天皇家をぎりぎりの所で描いたのでは。ダブ 観阿弥が足をぶった切られる冒頭から驚かされた。後南朝の時代はどうもタブー視されていて山風以外野心的に描こうとする作家がいない。その中で胡散臭い武士と足利将軍家、天皇家をぎりぎりの所で描いたのでは。ダブル主人公にそれぞれお似合いのヒロインもついている。実際に起こった赤松家の嘉吉の乱に絡めた伝奇風歴史小説。 …続きを読む
    星落秋風五丈原
    2013年12月15日
    4人がナイス!しています
  • 幕府・北朝と鎌倉公方・後南朝の対立を、双方に主人公を置き、その動きを章毎に入れ替えながら同時並行に進めていく構成が見事にはまっていて、敵対する双方にそれぞれ肩入れしながら物語を追っていき上巻を読み終え 幕府・北朝と鎌倉公方・後南朝の対立を、双方に主人公を置き、その動きを章毎に入れ替えながら同時並行に進めていく構成が見事にはまっていて、敵対する双方にそれぞれ肩入れしながら物語を追っていき上巻を読み終えました。将軍足利義教の権勢がますます強まる中で、物語がどのように進んでいくのか、下巻が楽しみでなりません。 …続きを読む
    KBTM
    2023年06月25日
    2人がナイス!しています

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