源氏物語(8)

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1972年01月12日
判型:
文庫判
ページ数:
512
ISBN:
9784044024086
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源氏物語(8)

  • 訳注 玉上 琢弥
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1972年01月12日
判型:
文庫判
ページ数:
512
ISBN:
9784044024086
光源氏の没後、匂宮と薫はすべてに張り合っている。橋姫の巻より、舞台を宇治に移して、薫と匂宮、光源氏の弟八の宮の姫君たちとの物語となる。薫は大君に心惹かれるが大君は妹の中の君との結婚を勧める。中の君が匂宮と結ばれれば大君と結婚できると思った薫は計略を用いて匂宮と中の君を結びつける。しかし匂宮の訪れは途絶えがちで、大君は心労のため亡くなる。匂兵部卿・紅梅・竹河・橋姫・椎本・総角の各巻を収録。 光源氏の没後、匂宮と薫はすべてに張り合っている。橋姫の巻より、舞台を宇治に移して、薫と匂宮、光源氏の弟八の宮の姫君たちとの物語となる。薫は大君に心惹かれるが大君は妹の中の君との結婚を勧める。中の君が匂宮と結ばれれば大君と結婚できると思った薫は計略を用いて匂宮と中の君を結びつける。しかし匂宮の訪れは途絶えがちで、大君は心労のため亡くなる。匂兵部卿・紅梅・竹河・橋姫・椎本・総角の各巻を収録。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

凡例
系図
匂兵部卿
紅梅
竹河
橋姫
椎本
総角

校異
補注
年立
索引

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「源氏物語(8)」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • いよいよ最終部に突入、薫&匂宮の新世代の紹介等を兼ねた三帖に続いて宇治十帖が幕を開ける。光源氏の死後、彼が最高の男だったという基調を崩すことなく、薫と匂宮という新世代の二人の対照的な主役を造形した紫式 いよいよ最終部に突入、薫&匂宮の新世代の紹介等を兼ねた三帖に続いて宇治十帖が幕を開ける。光源氏の死後、彼が最高の男だったという基調を崩すことなく、薫と匂宮という新世代の二人の対照的な主役を造形した紫式部のセンスがあり得ないくらい凄い。そんな二人と宇治に隠棲していた姉妹が出逢うことで起こるドラマ(悲劇と言うべきだろうけど)、見染めたのがこの(ある意味ヘタレな)二人ではなく光源氏だったら決してこんな展開にはならなかっただろうと歯痒くなるような構成がもはやオーパーツ状態。本当にこの時代の人だったのか?紫式部。 …続きを読む
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    2021年01月25日
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  • 宇治十帖における男女5人の配置が本当に絶妙。本巻では長女・大君との死別(総角)までが収録されているが、薫と大君の描き方は何度読んでもこの時代の物語とは思えないくらいドラマティック。大君の方も薫のことを愛 宇治十帖における男女5人の配置が本当に絶妙。本巻では長女・大君との死別(総角)までが収録されているが、薫と大君の描き方は何度読んでもこの時代の物語とは思えないくらいドラマティック。大君の方も薫のことを愛していたという解釈での現代語訳もいくつか読んだが、原文を何度読み返してもそこまで明確には描写されていないようにも思え、そもそも自分の古文読解力の問題があるわけだが、当時の古文ネイティブの愛読者達にその辺の見解を聞いてみたかったりする。 …続きを読む
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