ともえ

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2024年12月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
336
ISBN:
9784041156513
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ともえ

  • 著者 諸田 玲子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2024年12月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
336
ISBN:
9784041156513

運命の出会いが、歴史を動かす

大津にある近江義仲寺で、運命的な出会いをした松尾芭蕉と智月尼。歌という共通の興味を通じて、二人はゆっくりと惹かれあっていく。その二人の関係に、500年前の木曽義仲と巴御前の壮絶な愛の物語が重なり合っていく――。大津市膳所にある近江義仲寺で、義仲と芭蕉の墓、巴御前を供養する巴塚がひっそり並んでいる。なぜここに芭蕉の墓があるのかという謎に絡めて、女性でありながら武将として愛する人を守った巴御前と、運命を受け入れつつも新たな出会いにより忘れかけていた「自分」を取り戻した智月尼。激動の時代に、自分らしく生きようとした女性たちの姿を描く、心震える歴史物語。 大津にある近江義仲寺で、運命的な出会いをした松尾芭蕉と智月尼。歌という共通の興味を通じて、二人はゆっくりと惹かれあっていく。その二人の関係に、500年前の木曽義仲と巴御前の壮絶な愛の物語が重なり合っていく――。大津市膳所にある近江義仲寺で、義仲と芭蕉の墓、巴御前を供養する巴塚がひっそり並んでいる。なぜここに芭蕉の墓があるのかという謎に絡めて、女性でありながら武将として愛する人を守った巴御前と、運命を受け入れつつも新たな出会いにより忘れかけていた「自分」を取り戻した智月尼。激動の時代に、自分らしく生きようとした女性たちの姿を描く、心震える歴史物語。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

目次

ともえ

主な参考文献
あとがき

「ともえ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 木曾義仲の墓は大津の義仲寺にある。そばに愛妾の巴御前の塚が並んでいる。元禄時代、巴塚に参る智月尼は、旅姿の松尾芭蕉と出会う。偉大な俳諧師との邂逅に驚きながら、俳諧を通じて親交を深め、やがて芭蕉に惹かれ 木曾義仲の墓は大津の義仲寺にある。そばに愛妾の巴御前の塚が並んでいる。元禄時代、巴塚に参る智月尼は、旅姿の松尾芭蕉と出会う。偉大な俳諧師との邂逅に驚きながら、俳諧を通じて親交を深め、やがて芭蕉に惹かれていく智月尼。物語は源平合戦の時代と元禄を往来し、読者を不思議な夢幻の世界へ誘う。従兄の源頼朝に追われ敗走する悲劇の男女と、年老いて想いを伝えられない男女のパラレルワールド。かつて宮廷に仕え、数奇な運命を経てこの庵にいる智月尼と、義仲亡き後も運命に導かれて生きる巴の姿が重なり、重厚な歴史絵巻を堪能できる。 …続きを読む
    エドワード
    2025年02月06日
    15人がナイス!しています
  • 時代を隔てた、芭蕉と巴御前の物語は、歴史にも愛情にも引きつけられました。 時代を隔てた、芭蕉と巴御前の物語は、歴史にも愛情にも引きつけられました。
    水さん
    2025年01月25日
    1人がナイス!しています

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