忌木のマジナイ 作家・那々木悠志郎、最初の事件

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2021年12月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
336
ISBN:
9784041119914
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忌木のマジナイ 作家・那々木悠志郎、最初の事件

  • 著者 阿泉 来堂
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2021年12月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
336
ISBN:
9784041119914

第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞読者賞『ナキメサマ』の大型新人!

ホラー作家、那々木悠志郎の担当編集となった久瀬古都美は、彼が初めて体験したという怪異譚を題材にした未発表原稿を読むことに。
そこに書かれていたのは、心霊現象に懐疑的な小学6年生、篠宮悟が、流行りの噂話で語られる『崩れ顔の女』を呼び出してしまうという物語だった。
その顔を見てしまった者は視力を奪われ、精神的に追い詰められた末に自殺してしまうという怪異。その真相を調べにやってきた那々木悠志郎の助けを借りて、悟は調査を進めていく。
一方で、原稿を読み進める古都美のもとにも『崩れ顔の女』が現れる。怪異の目的は何なのか、原稿に登場する怪異が自分のもとにやってくるのは何故なのか。
答えは那々木悠志郎の原稿の中にーー。
彼の物語はここから始まった。
異端のホラー作家、那々木悠志郎の原点が描かれる。シリーズ第三弾!
ホラー作家、那々木悠志郎の担当編集となった久瀬古都美は、彼が初めて体験したという怪異譚を題材にした未発表原稿を読むことに。
そこに書かれていたのは、心霊現象に懐疑的な小学6年生、篠宮悟が、流行りの噂話で語られる『崩れ顔の女』を呼び出してしまうという物語だった。
その顔を見てしまった者は視力を奪われ、精神的に追い詰められた末に自殺してしまうという怪異。その真相を調べにやってきた那々木悠志郎の助けを借りて、悟は調査を進めていく。
一方で、原稿を読み進める古都美のもとにも『崩れ顔の女』が現れる。怪異の目的は何なのか、原稿に登場する怪異が自分のもとにやってくるのは何故なのか。
答えは那々木悠志郎の原稿の中にーー。
彼の物語はここから始まった。
異端のホラー作家、那々木悠志郎の原点が描かれる。シリーズ第三弾!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

目 次
前 日
一日目
二日目
三日目
三日目 深夜
四日目 未明
四日目 夜明け
後 日
エピローグ

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「忌木のマジナイ 作家・那々木悠志郎、最初の事件」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • あの那々木、最初の事件の顛末が記された『忌木のマジナイ』ある少年が那々木と共に「崩れ顔の女」の怪異の真相に迫る。がその原稿を読んでいるだけの編集者の身辺もが、何故かその怪異に侵食されていく…ホラーの恐 あの那々木、最初の事件の顛末が記された『忌木のマジナイ』ある少年が那々木と共に「崩れ顔の女」の怪異の真相に迫る。がその原稿を読んでいるだけの編集者の身辺もが、何故かその怪異に侵食されていく…ホラーの恐ろしさ、というよりはひたひた、と何者かが背後に迫りくる、サスペンスの怖さを味わえる。ラストに待つ驚きの真相。作を重ねるごとに面白くなってきた阿泉作品。帯の「今もっとも警戒すべき新人だ」は伊達じゃない。 …続きを読む
    みっちゃん
    2022年02月02日
    145人がナイス!しています
  • 読み出したら止まらない一冊。前作も感じたけれど、この作家さんは読み出したら止まらない世界を描いてくれる。シリーズ3にあたる今作は異端のホラー作家、那々木悠志郎の未発表原稿を読むことになった担当編集者の 読み出したら止まらない一冊。前作も感じたけれど、この作家さんは読み出したら止まらない世界を描いてくれる。シリーズ3にあたる今作は異端のホラー作家、那々木悠志郎の未発表原稿を読むことになった担当編集者の元にまるで原稿にリンクするかのように怪異が襲い掛かる怪ストーリー。この作中作という構成といい、怪異の迫り方といい、全てが絶妙なバランスでやっぱりどんどん惹き込まれノンストップ。現実世界の編集者への怪異がゾクゾク感満載、謎めいていて良かった。那々木さん、そういうことか!これは次作も読みたくなる。 …続きを読む
    ちょろこ
    2022年03月02日
    137人がナイス!しています
  • ★★★★ シリーズ3作目。面白かった〜!ホラー作家&怪異譚蒐集家の那々木の未発表原稿を読むことになった、担当編集の久瀬古都美。原稿には那々木と少年が体験した怪異「呪いの木(忌み木)と崩れ顔の女」について書かれ ★★★★ シリーズ3作目。面白かった〜!ホラー作家&怪異譚蒐集家の那々木の未発表原稿を読むことになった、担当編集の久瀬古都美。原稿には那々木と少年が体験した怪異「呪いの木(忌み木)と崩れ顔の女」について書かれていた。やがて読み進める古都美にも怪異が現れて…。物語も怖いが現実も怖い。じわじわと迫る恐怖から目が離せない。サブタイトルへの違和感、物語後半で感じた"もしかして”が、すべて繋がり真相が明らかになる終盤の展開は一気読み! どんどん面白くなるこのシリーズ、霊感少女・月子も気になるし、続編が楽しみだ。 …続きを読む
    ★Masako★
    2022年02月03日
    88人がナイス!しています

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