滅びの園

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2021年05月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
368
ISBN:
9784041112410
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滅びの園

  • 著者 恒川 光太郎
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2021年05月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
368
ISBN:
9784041112410

わたしの絶望は、誰かの希望。

ある日、上空に現れた異次元の存在、<未知なるもの>。
それに呼応して、白く有害な不定形生物<プーニー>が出現、無尽蔵に増殖して地球を呑み込もうとする。
少女、相川聖子は、着実に滅亡へと近づく世界を見つめながら、特異体質を活かして人命救助を続けていた。
だが、最大規模の危機に直面し、人々を救うため、最後の賭けに出ることを決意する。
世界の終わりを巡り、いくつもの思いが交錯する。壮大で美しい幻想群像劇。
ある日、上空に現れた異次元の存在、<未知なるもの>。
それに呼応して、白く有害な不定形生物<プーニー>が出現、無尽蔵に増殖して地球を呑み込もうとする。
少女、相川聖子は、着実に滅亡へと近づく世界を見つめながら、特異体質を活かして人命救助を続けていた。
だが、最大規模の危機に直面し、人々を救うため、最後の賭けに出ることを決意する。
世界の終わりを巡り、いくつもの思いが交錯する。壮大で美しい幻想群像劇。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「滅びの園」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 登録本1600冊目は大好きな恒川さん。久しぶりに時間を忘れてひたすら没頭。こんなに面白くて失速しないかという心配は杞憂に終わり、新たなる異世界の壮大な物語で圧巻の読み応えだった。滅亡か存続か、救助か攻撃か 登録本1600冊目は大好きな恒川さん。久しぶりに時間を忘れてひたすら没頭。こんなに面白くて失速しないかという心配は杞憂に終わり、新たなる異世界の壮大な物語で圧巻の読み応えだった。滅亡か存続か、救助か攻撃か、絶望か希望か。さまざまな選択肢にいろいろ考えさせられることも多かった。いやはやこんな凄いストーリーをどうやったら思いつくのだろう。初期作品が一番好みだけれど、スタープレイヤーも面白かったし、本書も素晴らしかった。やっぱり恒川ワールドへの旅は格別だ。 …続きを読む
    アッシュ姉
    2021年06月29日
    97人がナイス!しています
  • 一気読みだった・・・。ついてない男が迷い込んだリリカルで平和な世界。街の住民は親切だし、電車も走る。記憶だけが薄れていたが、ある日届いた手紙が不穏を招く。一方、現実世界では異次元の存在〈未知なるもの〉 一気読みだった・・・。ついてない男が迷い込んだリリカルで平和な世界。街の住民は親切だし、電車も走る。記憶だけが薄れていたが、ある日届いた手紙が不穏を招く。一方、現実世界では異次元の存在〈未知なるもの〉が地球を覆い、地表にはプーニーなる存在が増殖し、世界を侵食していた。滅びゆく世界に抗う者、世界を救おうとする者、世界を去ろうとする者。それぞれが魅力的に描かれていて惹きこまれた。『スタープレイヤー』寄りのSF&幻想譚、登場人物それぞれが生き生きと物語を駆け抜けていく。以下、ネタバレあり。 …続きを読む
    眠る山猫屋
    2022年05月10日
    79人がナイス!しています
  • 突如上空に現れた未知なるもの。地上には白い物体「プーニー」。増殖するプーニーは生き物を支配しプーニー化させる。上空に漂う空間には1人の男が囚われていた。そこで見る世界と地球で繰り広げられる恐怖。恒川さ 突如上空に現れた未知なるもの。地上には白い物体「プーニー」。増殖するプーニーは生き物を支配しプーニー化させる。上空に漂う空間には1人の男が囚われていた。そこで見る世界と地球で繰り広げられる恐怖。恒川さんのファンタジーは怖くて怖くて、でも惹きつけられる。登場人物たちのそれぞれの選択がとても苦しい。誰が正しかったのかなんて決めるのも失礼だ。タイトルの「滅びの園」の意味は読者によって異なるのだろう。 …続きを読む
    annzuhime
    2021年09月21日
    64人がナイス!しています

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