千夜千冊エディション 心とトラウマ

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2020年02月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
416
ISBN:
9784044005849
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千夜千冊エディション 心とトラウマ

  • 著者 松岡 正剛
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2020年02月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
416
ISBN:
9784044005849

「私」って誰?「自分」の正体は何?

鬱が蔓延している。社員の17%が鬱と診断された会社もあるという。もはやひとごとではない。意識や精神はどこにあるのか。脳と心は別ものなのか。自分の中に別人がいる感覚や、鏡の中に自分がいる感覚。だれもが持ちうる違和感に焦点をあてる。
子どもの期間が長く、子どもの特徴を残したままゆっくりと成熟することを生物学で「ネオテニー」という。人間やカエルなどもそれにあたる。成長しきれない1つ前の段階、それが何らかのきっかけで解除できず幼児性が出てしまうことも、ひとつの精神現象なのかもしれない。
なにかと生きづらさを感じるこの世の中で、自分の中の道しるべにふと気づける本が満載。
鬱が蔓延している。社員の17%が鬱と診断された会社もあるという。もはやひとごとではない。意識や精神はどこにあるのか。脳と心は別ものなのか。自分の中に別人がいる感覚や、鏡の中に自分がいる感覚。だれもが持ちうる違和感に焦点をあてる。
子どもの期間が長く、子どもの特徴を残したままゆっくりと成熟することを生物学で「ネオテニー」という。人間やカエルなどもそれにあたる。成長しきれない1つ前の段階、それが何らかのきっかけで解除できず幼児性が出てしまうことも、ひとつの精神現象なのかもしれない。
なにかと生きづらさを感じるこの世の中で、自分の中の道しるべにふと気づける本が満載。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

第一章心についた傷
斎藤茂太『女のはな いき・男のため いき』八〇三夜
北杜夫・斎藤由香『パパは楽し い躁うつ病』一七二一夜
夏樹静子『椅子がこわい』一四六夜
塩倉裕『引きこもり』五七六夜
岡田尊司『う つと気分障害』一七二四夜
ホーウィ ッ ツ&ウェ イクフ ィー ルド『それは「うつ」ではな い』一五二二夜
森茂起『トラウ マ の発見』一五九三夜

第二章自分の中の別人たち
ア シ ュ レイ・モ ンターギ ュ『ネオテニ ー』一〇七二夜
デ イヴ ィ ッド・ホロビン『天才と分裂病の進化論』六八四夜
中井久夫『分裂病と人類』一五四六夜
小俣和一郎『精神病院の起源』四七〇夜
ロ バート・ル イス・ステ ィーヴ ンソ ン『ジーキル博士とハイド氏』一五五夜.
ダ ニ エ ル・キイス『24人のビリー・ミリガン』二一八夜

第三章脳が心を見て いる
ワイ ルダー・ペ ンフィールド『脳と心の正体』四六一夜
カール・ポパ ー&ジ ョ ン・エクルズ『自我と脳』一〇五九夜
ロ ジ ャー・ペ ン ロ ーズ『皇帝の新し い心』四夜
茂木健一郎『脳とク オリア』七一三夜

ア ントニオ・ダシオ『無意識の脳・自己意識の脳』一三〇五夜
マーヴィ ン・ミンスキー『心の社会』四五二夜
安西祐一郎『心と脳』一六〇六夜

第四章心理学と「私」の間
カート・ダ ン ジガー『心を名づけること』一七二三夜
ゲオルグ・グ ロデック野間俊一『エ スとの対話』五八二夜
カール・グスタフ・ユ ング『心理学と錬金術』八三〇夜
R・D・レイン『レイ ンわが半生』二四五夜
ジャック・ラカ ン『テレヴィジオン』九一一夜
ディディエ・アンジ ュ ー『皮膚―自我』一五〇一夜
フ レッド・ド ツキ『心を自然化する』一六九八夜
岩井寛『森田療法』一三二五夜

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※ユーザーによる個人の感想です

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