- 著者 小松 左京
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2019年06月27日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784041086087
地には平和を
- 著者 小松 左京
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2019年06月27日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784041086087
あと5時間でこの世が消滅!? 直木賞候補作となった記念碑的作品
あと5時間でこの世界は消滅する――。歴史を正しい方向に戻さなければ! 直木賞候補作となった記念碑的作品。
「あの戦争」で無条件降伏したはずの日本が本土決戦をしている――! 「その年」の10月にはいると、ソ連軍は敦賀に、アメリカ軍は四日市に大上陸作戦を展開した。18歳までの男子で本土防衛特別隊が組織されたが、ほとんどは全滅。いまや、山奥の農村の村民までもが敵に通じている。俺は敵弾をあび、頻死の重傷だ。その時、Tマンと名のる男が現われ、「この世界はまちがっている」と告げた――。時空を超えて日本の歴史の変革を謀る男の見たものとは?! 第50回直木賞候補作となった小松左京初期の傑作。貴重な図版を含む解説も収録。
「あの戦争」で無条件降伏したはずの日本が本土決戦をしている――! 「その年」の10月にはいると、ソ連軍は敦賀に、アメリカ軍は四日市に大上陸作戦を展開した。18歳までの男子で本土防衛特別隊が組織されたが、ほとんどは全滅。いまや、山奥の農村の村民までもが敵に通じている。俺は敵弾をあび、頻死の重傷だ。その時、Tマンと名のる男が現われ、「この世界はまちがっている」と告げた――。時空を超えて日本の歴史の変革を謀る男の見たものとは?! 第50回直木賞候補作となった小松左京初期の傑作。貴重な図版を含む解説も収録。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「地には平和を」感想・レビュー
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第二次世界大戦で降伏したはずの日本。しかし少年たちの手には銃が握られ、本土での抗戦が繰り広げられていた…(表題作)。ある科学者によって変えられた歴史、その主張がものすごく偏った思想に思えつつも深く考える …続きを読む2019年07月27日78人がナイス!しています
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録り溜めた「100分で名著」を観て。本土決戦に突入し信州にいる大本営へ向かう瀕死の康夫少年。謎の青年が告げた「正しい歴史では日本は無条件降伏」は受け入れ難い“真実”だった…。実際に玉音放送を阻止するクーデタ …続きを読む2021年08月29日46人がナイス!しています
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表題作『地には平和を』を読みたくて購入。1945年に終戦を迎えなかった日本と、その日本に生きる少年兵を、そして「本当」の歴史なら君はどんな未来を生きたのかを描く小松左京の実質的なデビュー作。これがほぼ60年 …続きを読む2019年08月06日30人がナイス!しています