- 著者 京極 夏彦
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2019年05月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 368
- ISBN:
- 9784041080450
今昔百鬼拾遺 河童
- 著者 京極 夏彦
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2019年05月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 368
- ISBN:
- 9784041080450
奇怪な連続水死事件は、何者の仕業か。百鬼夜行シリーズ待望の長編!
「そうですね。その河童が――誰かと云うことです」
「河童が誰かって、中禅寺さんあんた」
小山田は顔を顰めた。
昭和29年、夏。
複雑に蛇行する夷隅川水系に、次々と奇妙な水死体が浮かんだ。
3体目発見の報せを受けた科学雑誌「稀譚月報」の記者・中禅寺敦子は、薔薇十字探偵社の益田が調査中の模造宝石事件との関連を探るべく現地に向かった。
第一発見者の女学生・呉美由紀、妖怪研究家・多々良勝五郎らと共に怪事件の謎に迫るが――。
山奥を流れる、美しく澄んだ川で巻き起こった惨劇と悲劇の真相とは。
百鬼夜行シリーズ待望の長編!
「河童が誰かって、中禅寺さんあんた」
小山田は顔を顰めた。
昭和29年、夏。
複雑に蛇行する夷隅川水系に、次々と奇妙な水死体が浮かんだ。
3体目発見の報せを受けた科学雑誌「稀譚月報」の記者・中禅寺敦子は、薔薇十字探偵社の益田が調査中の模造宝石事件との関連を探るべく現地に向かった。
第一発見者の女学生・呉美由紀、妖怪研究家・多々良勝五郎らと共に怪事件の謎に迫るが――。
山奥を流れる、美しく澄んだ川で巻き起こった惨劇と悲劇の真相とは。
百鬼夜行シリーズ待望の長編!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「今昔百鬼拾遺 河童」感想・レビュー
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京極 夏彦は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。文庫のため、既刊かと思いきや、百鬼夜行シリーズ最新作でした。本来であれば第一弾『鬼』からですが、図書館の予約に出遅れたため、本書からスタートです。3 …続きを読む2019年08月02日361人がナイス!しています
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三京祭第2弾。面白かった!登場人物が多く現代的な名前が多いと思ったら『虚談』刊行記念クイズ正解者……成程。南房総は見知った土地だが知らない地名が多かったな。そしてえっと東北の事件とは?『鵼の碑』を『源氏 …続きを読む2019年05月24日249人がナイス!しています
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多々良センセイの怒濤の蘊蓄で、今昔続百鬼シリーズを読んでる錯覚に陥る。そしてまたまた美由紀のラストのセリフに涙した。レギュラー陣たちの個性が強すぎて本筋の話があまり心に残らないが、読後感は爽快。2019年05月27日235人がナイス!しています