ことことこーこ

ことことこーこ

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2018年09月28日
判型:
四六変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
392
ISBN:
9784041071014

ことことこーこ

  • 著者 阿川 佐和子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2018年09月28日
判型:
四六変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
392
ISBN:
9784041071014

仕事と介護に翻弄されるアラフォー長女の奮闘記!

結婚十年で離婚し、老父母の暮らす実家に戻った香子。フードコーディネーターとしての新たな人生を歩み出した矢先、母・琴子に認知症の症状が現れはじめる。弟夫婦は頼りにならず、仕事と介護を両立させようと覚悟を決めるが……。

年とともに変わりゆく親子の関係を、ユーモアと人情たっぷりに描き出す!
結婚十年で離婚し、老父母の暮らす実家に戻った香子。フードコーディネーターとしての新たな人生を歩み出した矢先、母・琴子に認知症の症状が現れはじめる。弟夫婦は頼りにならず、仕事と介護を両立させようと覚悟を決めるが……。

年とともに変わりゆく親子の関係を、ユーモアと人情たっぷりに描き出す!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

 

「ことことこーこ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 阿川さん、多分ご自身のお母様の事を頭に置いて小説になさったのだろう。認知症の母・琴子の介護と、離婚して新たな仕事を両立させようと奮闘する娘・香子の家族物語。そこには弟夫婦も絡み小姑の顔や仕事関係の立場 阿川さん、多分ご自身のお母様の事を頭に置いて小説になさったのだろう。認知症の母・琴子の介護と、離婚して新たな仕事を両立させようと奮闘する娘・香子の家族物語。そこには弟夫婦も絡み小姑の顔や仕事関係の立場など香子を取り巻く諸々が含まれる。介護される琴子の気持ちも描かれていてとても読み易い。私が直面している母の介護問題がダブり、肯いたり憤ったり・・明るく哀しいのだ。『私はずっと、母の娘だ。母の心配が絶えることのない娘なのである』ここで私の涙腺は決壊してしまった。 …続きを読む
    いつでも母さん
    2018年10月29日
    192人がナイス!しています
  • 自伝なのか?小説なのか?作者については「聞く力」しか読んだ事がなかったので良く分からなく、最後まで疑問に思いつつ読了。もしご本人だったとしたら、気の強さをあそこまで表現して大丈夫だったのか?気になりまし 自伝なのか?小説なのか?作者については「聞く力」しか読んだ事がなかったので良く分からなく、最後まで疑問に思いつつ読了。もしご本人だったとしたら、気の強さをあそこまで表現して大丈夫だったのか?気になりました。それとお嫁さんに対する態度がちょっと可哀想でした。確かにお嫁さんは計算高い感じはありますが、今の時代に望み過ぎではないかな?とお嫁さんの立場から読みました。夫と離婚しフードコディネーターとしてテレビに出て頑張っていましたが、母親の認知症や父親の急死で、バタバタしつつも自分のしたい事が見えてきます。 …続きを読む
    mariya926
    2022年11月24日
    123人がナイス!しています
  • タイトルの素晴らしさに拍手!母・琴子と娘・香子、母親の老いと向き合うのは辛いものですが、フードコーディネーターのお仕事の話題を絡め、明るく描いてあったのが救い。お薦めです。 タイトルの素晴らしさに拍手!母・琴子と娘・香子、母親の老いと向き合うのは辛いものですが、フードコーディネーターのお仕事の話題を絡め、明るく描いてあったのが救い。お薦めです。
    ゆみねこ
    2019年03月05日
    107人がナイス!しています

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著者紹介

阿川 佐和子

1953年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部西洋史学科卒。
2012年上梓した新書『聞く力 心をひらく35のヒント』が170万部を超える大ベストセラーに。14年、第62回菊池寛賞受賞。

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