検事のお仕事は笑いと涙に溢れてる!? まっすぐヒロイン凜々子登場!
下町の豆腐屋育ちの凜々子は、小学生の時のある事件をきっかけに持ち前の正義感を活かすべく検事になることを決意。ところが、交通死亡事故の案件では被疑者の生い立ちを知って悩み、別の恐喝未遂事件ではチンピラ風の取り調べで大失態!
家族や同僚の助けを借りながら、凜々子は手探りで自らの『正義』を見つけ出そうとするが……。
新人女性検事が泣き、笑い、決断し、奮闘する――等身大の成長物語がスタート!
下町の豆腐屋育ちの凜々子は、小学生の時のある事件をきっかけに持ち前の正義感を活かすべく検事になることを決意。ところが、交通死亡事故の案件では被疑者の生い立ちを知って悩み、別の恐喝未遂事件ではチンピラ風の取り調べで大失態!
家族や同僚の助けを借りながら、凜々子は手探りで自らの『正義』を見つけ出そうとするが……。
新人女性検事が泣き、笑い、決断し、奮闘する――等身大の成長物語がスタート!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
第一章 妹の散歩
第二章 夜明けの家族会議
第三章 どうせ私はダメダメの、ダメ女ですよ
正義のセ ユウズウキカンチンで何が悪い! が含まれている特集
「正義のセ ユウズウキカンチンで何が悪い!」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です
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阿川さんの小説は初読です。ドラマの豆腐屋一家の印象がぴったりでした。下町気質の融通が効かない新米検事凛々子の成長期。一本気で真っ直ぐだけど危なっかしい凛々子。思わず頑張れと声をかけたくなりました!
阿川さんの小説は初読です。ドラマの豆腐屋一家の印象がぴったりでした。下町気質の融通が効かない新米検事凛々子の成長期。一本気で真っ直ぐだけど危なっかしい凛々子。思わず頑張れと声をかけたくなりました!
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コメディタッチの女性検事の物語。ドラマとは若干人物設定やストーリーが異なるため、ドラマを観ていても、あまり重複せずに小説は小説として楽しめる。ドラマでは事件解決に重きが置かれているが、原作は主人公の家
コメディタッチの女性検事の物語。ドラマとは若干人物設定やストーリーが異なるため、ドラマを観ていても、あまり重複せずに小説は小説として楽しめる。ドラマでは事件解決に重きが置かれているが、原作は主人公の家族や恋人、友人など、プライベートな話をメインに据えている。そのため事件の方は意外にあっさり片がつく。でも、それはそれで面白い。ドラマほど猪突猛進タイプの主人公じゃないから、そつなく仕事をこなしていくのかなと思いきや、スイッチが入った時の豹変ぶりが面白すぎ。検事だって普通の人間だってことだね。
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64人がナイス!しています
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ドラマ化ということで、読む。ドラマは見ないが、、。「廊下トンビ」、空いている検事に相談をかけること、でも、大事なこと。家族がいることは、大きな支え。一人暮らしの同僚が増えたが、仕事に疲れたときに、ひ
ドラマ化ということで、読む。ドラマは見ないが、、。「廊下トンビ」、空いている検事に相談をかけること、でも、大事なこと。家族がいることは、大きな支え。一人暮らしの同僚が増えたが、仕事に疲れたときに、ひふと支えてくれる存在はありがたい。「ユウズウキカンチン」、まっすぐな凜々子、3章でぶちまけるところがあるが、自分の弱味を出す人間らしさもまたいいのかも。被疑者もよい方に向かってほしい。交通事故のやりきれないが、相手の将来を大事にしていく、当事者だったらどうなのだろう?事故には気を付けなければ。続きを読みます。
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著者紹介
阿川 佐和子
1953年、東京都生まれ。慶應義塾大学卒。報道番組のキャスターを務めた後に渡米。帰国後、エッセイスト、小説家として活躍。99年に檀ふみ氏との往復エッセイ『ああ言えばこう食う』で講談社エッセイ賞、2000年、『ウメ子』で坪田譲治文学賞、08年『婚約のあとで』で島清恋愛文学賞を受賞。12年に刊行した新書『聞く力 心をひらく35のヒント』は170万部を突破する大ベストセラーに。14年、菊池寛賞受賞。