千夜千冊エディション 仏教の源流

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2021年04月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
464
ISBN:
9784044003562
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千夜千冊エディション 仏教の源流

  • 著者 松岡 正剛
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2021年04月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
464
ISBN:
9784044003562

一切は「空」である

古代インドの「空」と「縁起」の思想。ブッダは世界を一切皆苦と説き、涅槃に至る。やがて仏教は中国へ伝播し、個の救済から国家鎮護へ向かう。西洋知が届かないダイナミックな思想体系が始まる。 古代インドの「空」と「縁起」の思想。ブッダは世界を一切皆苦と説き、涅槃に至る。やがて仏教は中国へ伝播し、個の救済から国家鎮護へ向かう。西洋知が届かないダイナミックな思想体系が始まる。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

第一章 古代インドの哲学
中村元 『インド古代史』
木村泰賢 『印度六派哲学』
『バガヴァッド・ギーター』
宮元啓一 『インド哲学 七つの難問』

第二章 ブッダの目覚め
ハマラヴァ・サダーティッサ 『ブッダの生涯』
リチャード・ゴンブリッチ 『ブッダが考えたこと』
並川孝儀 『ブッダたちの仏教』
立川武蔵 『空の思想史』

第三章 仏典の編集的世界像
三枝充悳 『大乗とは何か』
梵漢和対照・現代語訳『法華経』
鎌田茂雄 『華厳の思想』
長尾雅人 訳注 『維摩経』

第四章 中国仏教の冒険
沖本克己・菅野博史 他 『仏教の東伝と受容』
森三樹三郎 『老荘と仏教』
横超慧日・諏訪義純 『羅什』
リチャード・C・フォルツ 『シルクロードの宗教』
菊地章太 『弥勒信仰のアジア』
礪波護 『隋唐の仏教と国家』
保坂俊司 『インド仏教はなぜ亡んだのか』

追伸 菩薩とアナザースタイル

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「千夜千冊エディション 仏教の源流」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 松岡さんの千夜千冊シリーズが再度出始めたのですね。ちょっと時間が空いたので20巻で終了かと思っていました。仏教の源流ということでインド哲学関連やブッダの生涯を扱ったものが掲載されています。私はむかしに中 松岡さんの千夜千冊シリーズが再度出始めたのですね。ちょっと時間が空いたので20巻で終了かと思っていました。仏教の源流ということでインド哲学関連やブッダの生涯を扱ったものが掲載されています。私はむかしに中村元さんの全集を読んでいたので比較的理解しやすかったのですが、第四章の中国仏教の冒険にある本などはかなり面白そうな感じがしました。しかしそれにしても松岡さんの読書量は並大抵のものではないですね。 …続きを読む
    KAZOO
    2021年07月09日
    105人がナイス!しています
  • 千夜千冊エディションの一冊。Webでも読んでいたが、後になるにつれ、松岡さんの筆が(良い意味で)暴走し、「ここに書かれているのは、紹介されている本の内容なのか?松岡さん流の知見や編集がごっそり入ったもの 千夜千冊エディションの一冊。Webでも読んでいたが、後になるにつれ、松岡さんの筆が(良い意味で)暴走し、「ここに書かれているのは、紹介されている本の内容なのか?松岡さん流の知見や編集がごっそり入ったものなのか?」分からなくなっていった。本書も、一冊ごとの本の紹介という生やさしいものではなく、はっきり言って、(これまた良い意味で)これを読んだだけでお腹いっぱい感がある。俺が興味があったは、「仏典の編集的世界像」だったが、『インド哲学 七つの難問』とかも読んでみたいと思った。いやー、読み疲れする一冊だった。 …続きを読む
    冬佳彰
    2021年06月27日
    17人がナイス!しています
  • 「一切皆苦」と知ること。と、恐ろしく、ラディカルな仏教w。その境地に至った仏陀自身をもっと深堀セヨと。確かにw。 「一切皆苦」と知ること。と、恐ろしく、ラディカルな仏教w。その境地に至った仏陀自身をもっと深堀セヨと。確かにw。
    Tenouji
    2022年04月27日
    15人がナイス!しています

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