ドラマ化作品

dele ディーリー

〈生〉と〈死〉、〈記憶〉と〈記録〉をめぐる連作ミステリ!

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2017年06月29日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
304
ISBN:
9784041049037

ドラマ化作品

dele ディーリー

〈生〉と〈死〉、〈記憶〉と〈記録〉をめぐる連作ミステリ!

  • 著者 本多 孝好
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2017年06月29日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
304
ISBN:
9784041049037

〈生〉と〈死〉、〈記憶〉と〈記録〉をめぐる連作ミステリ!

【あなたの死後、不要となるデータを削除いたします。】

罪の証。不貞の写真。隠し続けた真実。
『dele.LIFE』で働く圭司と祐太郎の仕事は、秘密のデータを消すだけ――のはずだった。

あなたの記憶に刻まれる、〈生〉と〈死〉、〈記憶〉と〈記録〉をめぐる連作ミステリ!



『dele.LIFE(ディーリー・ドット・ライフ)』。
真柴祐太郎がその殺風景な事務所に足を踏み入れたのは、三ヶ月ほど前のことだった。

所長であり唯一の所員でもある坂上圭司いわく、
「死後、誰にも見られたくないデータを、その人に代わってデジタルデバイスから削除(delete)する。それがうちの仕事だ」。
誰かが死ぬと、この事務所の仕事が始まるのだ。

新入りの祐太郎が足を使って裏を取り、所長の圭司がデータを遠隔操作で削除する。
淡々と依頼を遂行する圭司のスタンスに対し、祐太郎はどこか疑問を感じていた。

詐欺の証拠、異性の写真、隠し金――。
依頼人の秘密のファイルを覗いてしまった二人は、次々と事件に巻き込まれる。

この世を去った者の〈記録〉と、遺された者の〈記憶〉。
そこに秘められた謎と真相、込められた切なる想いとは。


『MISSING』『MOMENT』『WILL』などで「生」と「死」に直面した人々を描いてきた著者が、
今だからこそ書き得た新たな代表作。

≪dele=ディーリー。校正用語で「削除」の意。≫

もくじ

ファースト・ハグ
シークレット・ガーデン
ストーカー・ブルーズ
ドールズ・ドリーム
ロスト・メモリーズ

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『dele ディーリー』イメージ動画

「dele ディーリー」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • アサンジやスノーデンまではなくとも、もっと大きな事件に展開していく秘密の暴露なのかと期待していた。私にも墓場まで持って行かなくてはならない秘密はある。それは死後に削除してもらわなくてはならないようなデ アサンジやスノーデンまではなくとも、もっと大きな事件に展開していく秘密の暴露なのかと期待していた。私にも墓場まで持って行かなくてはならない秘密はある。それは死後に削除してもらわなくてはならないようなデータではなく、頭の中のメモリーだ。最近は遺品整理の業者がこの物語と似たような処理をしてくれるそうだ。詐欺のカモリスト、ストーカーの記録、遺族を困らせかねない画像、むしろデータに残すようなヘマに自覚がないのがどうなんだろう。余命宣告されたなら自分なら消したいデータより残すべきメモリーのことを考えるだろう。 …続きを読む
    ケンイチミズバ
    2017年08月14日
    234人がナイス!しています
  • 図書館本。亡くなった人が自身のスマホなどのデジタルコンテンツを死後誰にも見られることなく消去する依頼を生前に受け、主人公がその依頼主の人生を垣間見るという連作短編集。帯にあった通り記憶と記録が入り交じ 図書館本。亡くなった人が自身のスマホなどのデジタルコンテンツを死後誰にも見られることなく消去する依頼を生前に受け、主人公がその依頼主の人生を垣間見るという連作短編集。帯にあった通り記憶と記録が入り交じり、死んでから故人の思いが明らかになるという作品。そういう仕事が将来できてもおかしくないなと思いながら私自身もスマホのデータはいつ死んでも見られても恥ずかしくない様にしなくちゃと感じられる作品でした。 …続きを読む
    ナイスネイチャ
    2017年09月09日
    210人がナイス!しています
  • 都心のビルの地下、「dele LIFE]事務所、。雇われた最初の日、真柴祐太郎は所長坂上圭司に「死後、誰にも見られたくないデータをその人に代わってデジタルデバイスから削除するのが内の仕事だ」と。荒川河 都心のビルの地下、「dele LIFE]事務所、。雇われた最初の日、真柴祐太郎は所長坂上圭司に「死後、誰にも見られたくないデータをその人に代わってデジタルデバイスから削除するのが内の仕事だ」と。荒川河川敷で刺殺死体で発見された新海拓海の詐欺の証拠の顧客名簿、大堂建設相談役安西幸雄の愛人写真、交通事故で昏睡状態の和泉翔平のメールの盗み見の痕跡、人材派遣会社渡島社長の妻明日香の「T・E」という空のファイル、無料の学習塾広山達弘の銀行口座・・其々の隠された秘密が解き明かされる。消すことで守り、残すことで守る。 …続きを読む
    たっくん
    2017年08月30日
    204人がナイス!しています

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著者紹介

本多 孝好

1971年東京都生まれ。慶應大学卒業。94年「眠りの海」で小説推理新人賞受賞。99年受賞作を収録した『MISSING』で高い評価を得る。『FINE DAYS』収録の「イエスタデイズ」、『真夜中の五分前』、『ストレイヤーズ・クロニクル』、『at Home』が映画化。他著に『MOMENT』『WILL』『正義のミカタ』『チェーン・ポイズン』『魔術師の視線』『君の隣に』など。

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