オカルト 現れるモノ、隠れるモノ、見たいモノ

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2016年06月18日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
384
ISBN:
9784041041079

オカルト 現れるモノ、隠れるモノ、見たいモノ

  • 著者 森 達也
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2016年06月18日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
384
ISBN:
9784041041079

『FAKE』『A』のドキュメンタリー監督が超常現象に挑んだ類書なきルポ

「オレは結局スプーン曲げちゃうよ。本音は曲げたくないけど、みんなの期待がわかるから」
“超能力者”はふてくされたように言った。

「わからないから研究したい」
科学者たちは当然のように答えた。

「僕たちはイロモノですから」
“エスパー”は即答した。

職業=超能力者。ブームは消えても、彼らは消えてはいない。
超常現象、その議論は「信じる・信じない」という水掛け論に終始していた。
不毛な立場を超え、ドキュメンタリー監督がエスパー、超心理学者、陰陽師、メンタリスト等に直撃!! 

数年ごとに起きるオカルト・スピリチュアルブーム。繰り返される真偽論争。何年経っても進歩なきように見える世界。
だが、ほぼフェイクだと思いながらも、人は目をそらさずに来た。
否定しつつも、多くの人が惹かれ続ける不可思議な現象。
その解明に挑んだ類書なきルポ。
多くの作家を魅了した、オカルト探索の名作が、ついに文庫化!!

もくじ

開 演 「でもオレは結局曲げちゃうよ」
     “超能力者”はふてくされたように言った

第一幕 「よく来てくれた。そしてよく呼んでくれた」
     恐山のイタコは語り始めた

第二幕 「現状は、誠実な能力者には不幸でしょう」
     オカルトハンターの返信はすぐに来た

第三幕 「僕たちはイロモノですから」
     “エスパー”は即答した

第四幕 「いつも半信半疑です」
     心霊研究者は微笑みながらつぶやいた

第五幕 「わからない」
     超心理学の権威は繰り返した

第六幕 「批判されて仕方がないなあ」
     ジャーナリストは口から漏らした

第七幕 「当てて何の役に立つんだろう」
     スピリチュアル・ワーカーは躊躇なく言った

第八幕 「毎日、四時四〇分に開くんです」
     店主はてらいがなかった。

第九幕 「解釈はしません。とにかく聞くことです」
     怪異蒐集家は楽しそうに語った

第一〇幕 「これで取材になりますか?」
       雑誌編集長は問い質した

第一一幕 「僕はこの力で政治家を潰した」
      自称“永田町の陰陽師”は嘯いた

第一二幕 「匿名の情報は取り合いません」
      UFO観測会の代表は断言した

第一三幕 「今日はダウジングの実験です」
      人類学者は口火を切った

第一四幕 「今日の実験は理想的な環境でした」
      ダウザーはきっぱりと言った

第一五幕 「あるかないかではないんです」
      超心理学者は首を傾げてから応じた

第一六幕 「夢の可能性はあります」
      臨死体験者はそう認めながら話し出した

第一七幕 「わからないから研究したい」
      科学者たちは当然のように答えた

第一八幕 「僕らは超能力者じゃありませんから」
      メンタリストはあっさりと言い放った

終 演  パラダイムは決して固着しない。
      だからこそ、見つめ続けたい

文庫版あとがき
主要参考文献
解説 高野和明

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「オカルト 現れるモノ、隠れるモノ、見たいモノ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • スプーン曲げ、イタコ、幽体離脱、UFO等オカルト、スピリチュアルに関わる専門家達へのルポルタージュ。筆者はあくまでも冷静に分析しています。インチキ、トリックのものもあれば、どうしても真実としか思えない スプーン曲げ、イタコ、幽体離脱、UFO等オカルト、スピリチュアルに関わる専門家達へのルポルタージュ。筆者はあくまでも冷静に分析しています。インチキ、トリックのものもあれば、どうしても真実としか思えない現象も。結局のところは「真実」か「インチキ」か分からないというのが結論。しかしそこまでにいたるこの著作には強い説得力を感じた。やはり科学だけでは割り切れない何かってあるんですかね。ちなみに私は今まで一度も、そのような体験はしたことがありません。 …続きを読む
    GAKU
    2016年10月19日
    59人がナイス!しています
  • 超能力、霊魂、UFO等の当事者に取材したドキュメンタリー。「撮ろうとするといなくなる。視線を逸らせば小出しにまた現れる」「結局はわからない」と言いつつ著者は諦めず、事の真相を執拗に追う。この探索が面白 超能力、霊魂、UFO等の当事者に取材したドキュメンタリー。「撮ろうとするといなくなる。視線を逸らせば小出しにまた現れる」「結局はわからない」と言いつつ著者は諦めず、事の真相を執拗に追う。この探索が面白いのだが、著者の執念に別の意味を感じてしまった。オカルトは論理に反するとされるが、誰しも「理屈じゃない信念」や「経験者しか分からない真理」を持っている。実人生で論理は貫けず、人間は環境や感覚のバイアスに塗れて生きる。本書は人間のそんな境遇を、オカルトという鏡で客観化した力作だと勝手に思った次第である。 …続きを読む
    ホークス
    2018年07月29日
    48人がナイス!しています
  • 肯定も否定もせずに観察し報告する。感情は出すが客観であろうとする。そんな森達也全開のオカルト本。超能力者、イタコ、ダウザー、占い師、陰陽師、心霊研究者、メタサイコロジスト、メンタリスト、UFO観測者… 肯定も否定もせずに観察し報告する。感情は出すが客観であろうとする。そんな森達也全開のオカルト本。超能力者、イタコ、ダウザー、占い師、陰陽師、心霊研究者、メタサイコロジスト、メンタリスト、UFO観測者…どの話も単純に面白かったが、オカルトで括られる超常現象が特定の人に集中する(例えばエスパーが霊を見るなど)理由に変性意識を挙げていてその話が興味深かった。トランス・パーソナル心理学という分野でグルジェフの系譜のようだ。玉石混淆だが玉もあり、メタ・サイコロジーの研究が進めば相当クリアになりそうだと理解した。 …続きを読む
    らぱん
    2019年06月11日
    34人がナイス!しています

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