死刑

死刑

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2013年05月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
368
ISBN:
9784041008812
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死刑

  • 著者 森 達也
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2013年05月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
368
ISBN:
9784041008812

罪とは? 罰とは? 命とは? 森達也にしか書けない傑作ノンフィクション

賛成か反対かという二者択一ばかりが語られ、知っているようでほとんどの人が知らない制度、「死刑」。生きていてはいけない人っているのだろうか?論理だけでなく情緒の領域にまで踏み込んだ類書なきルポ。 賛成か反対かという二者択一ばかりが語られ、知っているようでほとんどの人が知らない制度、「死刑」。生きていてはいけない人っているのだろうか?論理だけでなく情緒の領域にまで踏み込んだ類書なきルポ。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「死刑」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 死刑存続・廃止の議論は論理では解決できない、というところがこの本の一番大きなポイントだろう。それぞれに確固とした筋を持っている。だから結局情なのだ、という筆者の主張はうなずける。いい線だ。多くの立場の 死刑存続・廃止の議論は論理では解決できない、というところがこの本の一番大きなポイントだろう。それぞれに確固とした筋を持っている。だから結局情なのだ、という筆者の主張はうなずける。いい線だ。多くの立場の人から話を聞き、誠実な作者だなと感じた。それだけに、最後までかっちりした文で綴ってほしかった。最後はまるっきりポエムだ。情が大切なのは分かったが、要は書き方だろう。情が露になりすぎる文章は、読者を引かせてしまう。「第三者だったんじゃないの」と。少し、もったいないなぁと思ったりする。 …続きを読む
    びす男
    2016年08月18日
    55人がナイス!しています
  • 著者自身は死刑廃止派である。それは良いとしてもジャーナリストとして、どうもこの著書は公正な目では書かれていないような気がした。一ノンフィクションとしても、あまり面白くはなかった。ちなみに私は”存置派”で 著者自身は死刑廃止派である。それは良いとしてもジャーナリストとして、どうもこの著書は公正な目では書かれていないような気がした。一ノンフィクションとしても、あまり面白くはなかった。ちなみに私は”存置派”です。 …続きを読む
    GAKU
    2019年02月15日
    53人がナイス!しています
  • 冤罪問題などを考えると、簡単に死刑を肯定してはいけないが、そもそもすべての殺人者が死刑になるわけではなく、極悪非道だった場合に死刑になるのだから、もうそれは死刑になっても仕方ないんじゃないの?と思って 冤罪問題などを考えると、簡単に死刑を肯定してはいけないが、そもそもすべての殺人者が死刑になるわけではなく、極悪非道だった場合に死刑になるのだから、もうそれは死刑になっても仕方ないんじゃないの?と思ってしまう。生い立ちが悲惨だったとして、それは可哀想な人生だとは思うが、だからといって人の命を奪っていい理由にはならないのだから。加害者は生きるか死ぬかを考える時間があるが、被害者は考える暇もなく理不尽に命を絶たれているのだ。 …続きを読む
    2019年01月11日
    53人がナイス!しています

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