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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2016年03月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784041037164

エムブリヲ奇譚

  • 著者 山白 朝子
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2016年03月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784041037164

旅に出ては必ず迷う和泉蝋庵――哀しくも切ない道中記、ここに開幕。

旅本作家・和泉蝋庵の荷物持ちである耳彦は、ある日不思議な”青白いもの”を拾う。それは人間の胎児であるエムブリヲと呼ばれるもので…。迷い迷った道の先、辿りつくのは極楽の温泉かはたまたこの世の地獄かーー

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「エムブリヲ奇譚」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 何とも妖しくて艶やかな雰囲気がいい!旅本を執筆しながらも尋常でない迷い癖がある和泉蠟庵とその荷物持ち耳彦が遭遇する摩訶不思議な出来事。その珍道中に滑稽さ感じつつ、いつのまにか死への誘い、生への執着やヒ 何とも妖しくて艶やかな雰囲気がいい!旅本を執筆しながらも尋常でない迷い癖がある和泉蠟庵とその荷物持ち耳彦が遭遇する摩訶不思議な出来事。その珍道中に滑稽さ感じつつ、いつのまにか死への誘い、生への執着やヒトの本性などに繋がり僅か30頁前後で集約される余韻が絶妙。両極端ながら、人を救うに重き置く輪廻が切ない「ラピスラズリ幻想」と生きるために愛しき物や必死の訴えを切り捨てるのが恐ろしい「〆」「あるはずのない橋」が印象的。途中ニヤリとする事実に気付き希望感じる「「さあ、行こう」と少年が言った」で最後飾るのにも満足♪ …続きを読む
    nobby
    2018年07月08日
    152人がナイス!しています
  • いや〜、面白かった!一編一編が本当に無駄がなく素晴らしい。かつ、恐ろしいの中に切なさなどもあり、それが絶妙に読後を不快感で終わらせないように仕上がっている。この作家さんの別名義の本も含め、実はまだ数冊 いや〜、面白かった!一編一編が本当に無駄がなく素晴らしい。かつ、恐ろしいの中に切なさなどもあり、それが絶妙に読後を不快感で終わらせないように仕上がっている。この作家さんの別名義の本も含め、実はまだ数冊しか読んだことがなかったが、これを機会にもっと読もう。表題作のエンブリヲなんかは絵ヅラで想像したら気持ち悪そうでも、読み進めるうちに可愛らしく感じてくる。あぁ、1点だけうぅ…小豆ちゃん…(号泣)。 …続きを読む
    nuit
    2017年05月30日
    146人がナイス!しています
  • 「メアリー・スーを殺して」で初めてその存在を知った山白朝子さんの連作短編集。こういうの、大好きです!旅本の記事の温泉探しの道中記なのだが、作者は希代の方向音痴、つまりは現実にはない道を行き来してしまう 「メアリー・スーを殺して」で初めてその存在を知った山白朝子さんの連作短編集。こういうの、大好きです!旅本の記事の温泉探しの道中記なのだが、作者は希代の方向音痴、つまりは現実にはない道を行き来してしまう異能者?荷物持ちは知らずに怪異を呼び寄せる体質か。普通の温泉にはたどり着けず。序盤の3編は不思議だけど、ちょっと切なくて哀しい話だが、後ろに進むにつれ、気持ち悪くおぞましくなるのが何とも心がざわざわと。江戸時代っぽいんだけど、時代設定を敢えてぼかしているのも、何となく落ち着かない気持ちにさせられる。 …続きを読む
    みっちゃん
    2017年01月27日
    126人がナイス!しています

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