神様の裏の顔

第34回 横溝正史ミステリ大賞<大賞>

神様の裏の顔

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2014年09月26日
判型:
四六変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
360
ISBN:
9784041021293

第34回 横溝正史ミステリ大賞<大賞>

神様の裏の顔

  • 著者 藤崎 翔
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2014年09月26日
判型:
四六変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
360
ISBN:
9784041021293

第34回横溝正史ミステリ大賞受賞作。元お笑い芸人が描く驚がくのミステリ

神様のような清廉な教師、坪井誠造が逝去した。その通夜は悲しみで包まれ、誰もが涙した――と思いきや、年齢も職業も多様な参列者たちが彼を思い返すうち、とんでもない犯罪者であった疑惑が持ち上がり……。 神様のような清廉な教師、坪井誠造が逝去した。その通夜は悲しみで包まれ、誰もが涙した――と思いきや、年齢も職業も多様な参列者たちが彼を思い返すうち、とんでもない犯罪者であった疑惑が持ち上がり……。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

おすすめコメント

たいへん達者な作品で、面白く読んだ。
くすっと笑わせる絶妙なユーモアのセンスがあり、
サービス精神に溢れている。
――恩田陸氏(選評より)

お笑い芸人として活動していらした経歴からなのか、
語り口が非常に愉快で、
ユーモアのセンスは見習いたいほどだった。
――道尾秀介氏(選評より)

いやあ面白い!!
普段本を読み慣れていない人とか、
ぜひ読んで頂きたいです。
――鈴木おさむ氏(単行本刊行時)

「クスリ」と「ヒヤリ」が高速回転する
新感覚パラレルミステリー
――津田大介氏(単行本刊行時)

プロモーションムービー

『神様の裏の顔』 あらすじ動画

『神様の裏の顔』著者インタビュー

「神様の裏の顔」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 表題からすると、殺人とか重い十字架とか、もっとダークなイメージを持ったのですが。「人格的高潔さとは、必ず裏があるもの」、この前提で物語が進みます。この前半、冗長な感じでオヤッと思いながらも、後半からの 表題からすると、殺人とか重い十字架とか、もっとダークなイメージを持ったのですが。「人格的高潔さとは、必ず裏があるもの」、この前提で物語が進みます。この前半、冗長な感じでオヤッと思いながらも、後半からの展開・テンポの良さに引き込まれます。それにしても、まさかの「解離性同一障害」がオチだなんて。最近、同様な多重性人格作品2作を読了したばかりだったのに、最後になるまで気付きませんでした。もう、細部のことに拘らず、プロットの良さに惚れて、ウダウダ思わずに満足して読了。著者の今後の方向性に大いに興味、そして期待。 …続きを読む
    Yunemo
    2014年10月12日
    365人がナイス!しています
  • 東京都杉並区阿佐ヶ谷葬祭センター。大勢の弔問客、教師の鑑、誰にも好かれた人格者、元中学校長坪井誠造の通夜・告別式。悲しみに包まれた通夜、娘の晴美、友美、教え子直光、茉希、隣人香村、同僚教師根岸達。それ 東京都杉並区阿佐ヶ谷葬祭センター。大勢の弔問客、教師の鑑、誰にも好かれた人格者、元中学校長坪井誠造の通夜・告別式。悲しみに包まれた通夜、娘の晴美、友美、教え子直光、茉希、隣人香村、同僚教師根岸達。それぞれ思い出話を始めるが、誠造の周辺で起こった不可解な事故、事件が浮き彫りになってくる、清廉な教師に殺人者の疑惑、誠造の経営するアパートの住人寺島の明快な推理から疑いが払しょくされたかに見えたが・・誠造は聖職者か、二転三転、そして娘の衝撃の告白が始まる・・・横溝正史ミステリ大賞受賞は納得。 …続きを読む
    たっくん
    2016年02月10日
    356人がナイス!しています
  • いや~面白かったわぁ。アラ?あれ?確かミステリ大賞作だったはず・・と気づくのは後半。そんな『神様』(会ったことは無いのだが)みたいな人っている?と思ったので、やっぱりね~だったのだが、やられました!! いや~面白かったわぁ。アラ?あれ?確かミステリ大賞作だったはず・・と気づくのは後半。そんな『神様』(会ったことは無いのだが)みたいな人っている?と思ったので、やっぱりね~だったのだが、やられました!!ハイ!以上。いやいや、この作家の次作を心から楽しみにしたい。 …続きを読む
    いつでも母さん
    2015年08月26日
    223人がナイス!しています

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著者紹介

藤崎 翔(ふじさき・しょう)

1985年、茨城県出身、東京都在住。28歳。高校卒業後に上京し、2010年まで「セーフティ番頭」というコンビで6年間お笑い芸人として活動。2014年に本作『神様の裏の顔』(受賞時『神様のもう一つの顔』)で第34回横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビュー。現在、家賃4万5千円のアパートに暮らし、朝3時間ほど清掃業のアルバイトをしながら執筆を続けている。

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