神様の裏の顔

第34回 横溝正史ミステリ大賞<大賞>

神様の裏の顔

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2016年08月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
384
ISBN:
9784041046067
label

第34回 横溝正史ミステリ大賞<大賞>

神様の裏の顔

  • 著者 藤崎 翔
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2016年08月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
384
ISBN:
9784041046067

第34回横溝正史ミステリ大賞受賞作。元お笑い芸人が描く驚がくのミステリ

神様のような清廉な教師、坪井誠造が逝去した。その通夜は悲しみで包まれ、誰もが涙した――と思いきや、年齢も職業も多様な参列者たちが彼を思い返すうち、とんでもない犯罪者であった疑惑が持ち上がり……。 神様のような清廉な教師、坪井誠造が逝去した。その通夜は悲しみで包まれ、誰もが涙した――と思いきや、年齢も職業も多様な参列者たちが彼を思い返すうち、とんでもない犯罪者であった疑惑が持ち上がり……。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

おすすめコメント

たいへん達者な作品で、面白く読んだ。
くすっと笑わせる絶妙なユーモアのセンスがあり、
サービス精神に溢れている。
――恩田陸氏(選評より)


お笑い芸人として活動していらした経歴からなのか、
語り口が非常に愉快で、
ユーモアのセンスは見習いたいほどだった。
――道尾秀介氏(選評より)


いやあ面白い!!
普段本を読み慣れていない人とか、
ぜひ読んで頂きたいです。
――鈴木おさむ氏(単行本刊行時)


「クスリ」と「ヒヤリ」が高速回転する
新感覚パラレルミステリー
――津田大介氏(単行本刊行時)

カドブン記事一覧

【2023年06月26日】大公開! 角川文庫仕掛け販売プロジェクトの裏側


プロモーションムービー

『神様の裏の顔』 あらすじ動画

『神様の裏の顔』著者インタビュー

「神様の裏の顔」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 十数年前だったら「またコレ系か…」となってウンザリする感じのトリックだが、流行りが過ぎて何年もたってから読むと意外にスンナリ騙される事が出来て一周回って新鮮だったな、みたいな一冊。軽快でテンポ良く、元 十数年前だったら「またコレ系か…」となってウンザリする感じのトリックだが、流行りが過ぎて何年もたってから読むと意外にスンナリ騙される事が出来て一周回って新鮮だったな、みたいな一冊。軽快でテンポ良く、元芸人らしいクスリとなる小ネタも挟み上手く出来ていると感じた。盗聴と登頂の勘違いのくだりなんかはまんまコント。ただ、そのコントみたいな事の運びがあってこそ成立するような物語なので、これは個性といえるのか。作家としてはともかく、ミステリとしてはもうちょっと独自性が欲しいようにも感じるが、今後に期待という事で。 …続きを読む
    W-G
    2017年07月17日
    895人がナイス!しています
  • ランキング入りしており気になって読了。期待通りの面白さで続きが気になって途中でやめることが出来ない作品でした。神様か聖人かと言われるほど良い人だった元教師の坪井先生が死んで、縁のある人たち(元同僚、元 ランキング入りしており気になって読了。期待通りの面白さで続きが気になって途中でやめることが出来ない作品でした。神様か聖人かと言われるほど良い人だった元教師の坪井先生が死んで、縁のある人たち(元同僚、元生徒、ご近所さん、店子)が坪井先生とのエピソードを思い出すにつれ、あれ?坪井先生絡みで恐ろしい事件が過去に起こっているが、まさか坪井先生の仕業?と皆が疑い始める。うまい展開、うまいどんでん返しに最後までやられました。エンターテイメント性の高いミステリーで、読みやすいです。 …続きを読む
    2017年05月08日
    633人がナイス!しています
  • 神様の様だった校長先生が死んだ。通夜の斎場を舞台に、喪主の娘並びに参列者のモノローグとダイアローグのみで語られる神様の様だった校長の裏の顔。どうやら校長先生は何件もの殺人事件に絡んでいたらしい。何しろ 神様の様だった校長先生が死んだ。通夜の斎場を舞台に、喪主の娘並びに参列者のモノローグとダイアローグのみで語られる神様の様だった校長の裏の顔。どうやら校長先生は何件もの殺人事件に絡んでいたらしい。何しろモノローグとダイアローグだけなのでいわゆる地の文が全くない。モノローグとダイアローグだけなのでそこはそれ語り手の思い込みや勘違いを含みながら語られる為、だんだん訳がわからなくなるのだが何しろモノローグとダイアローグだけなのでアンフェアだと文句をつける訳にもいかない。ひねりの効いた展開が楽しかった。 …続きを読む
    青乃108号
    2023年02月11日
    459人がナイス!しています

powered by 読書メーター

著者紹介

藤崎 翔(ふじさき・しょう)

1985年、茨城県出身、東京都在住。28歳。高校卒業後に上京し、2010年まで「セーフティ番頭」というコンビで6年間お笑い芸人として活動。2014年に本作『神様の裏の顔』(受賞時『神様のもう一つの顔』)で第34回横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビュー。現在、家賃4万5千円のアパートに暮らし、朝3時間ほど清掃業のアルバイトをしながら執筆を続けている。

この著者の商品

最近チェックした商品