言葉の流星群

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2013年08月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784041009680

言葉の流星群

  • 著者 池澤 夏樹
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2013年08月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784041009680

やわらかい筆致で自然を愛した詩人に肉薄、美しき詩論集。

残された膨大なテクストを丁寧に、透徹した目で読み進むうちに見えてくる賢治の生の姿。突然のヨーロッパ志向、仏教的な自己犠牲など、わかりにくいとされる賢治の詩を、詩人の目で読み解く。
  • カドフェス2021
    カドフェス2021

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「言葉の流星群」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 宮沢賢治一色の評論というか池澤さんが宮沢賢治の詩から受けた印象あるいは感情の波をご自分の言葉でさらなる作品に転化しているような感じを受けました。どのような選択で賢治の詩を選んでいるのかはあまりわかりま 宮沢賢治一色の評論というか池澤さんが宮沢賢治の詩から受けた印象あるいは感情の波をご自分の言葉でさらなる作品に転化しているような感じを受けました。どのような選択で賢治の詩を選んでいるのかはあまりわかりませんが、賢治ファンの方にはたまらない作品であるという気がします。この題名にも私は池澤さんの賢治への思いが込められている感じがしました。 …続きを読む
    KAZOO
    2015年10月14日
    117人がナイス!しています
  • 彼はnatureを見て溜息する。心底感嘆する。そこに包まれて存在したいとする。もっというなら、気体化して混じり合いたいとすらおもう。言葉から放出する祈り。畏怖。畏敬。依存。依頼。彼らは知らん顔だ。それ 彼はnatureを見て溜息する。心底感嘆する。そこに包まれて存在したいとする。もっというなら、気体化して混じり合いたいとすらおもう。言葉から放出する祈り。畏怖。畏敬。依存。依頼。彼らは知らん顔だ。それなら、と思う。それでいいんだ、と思う。だったら、俺はリンゴの木のあり方を言葉に託そうと思った。星の呼吸を記そうと思った。ありのままに。俺のできるかたちで。その日、命が尽きるとして、血液というものが全て体のなかから流れ出てしまうとして、俺は失われるか。そうして一部となるだろう。りんごの、ほしの、つちの、もりの。 …続きを読む
    Mishima
    2019年12月21日
    39人がナイス!しています
  • 宮澤賢治の「言葉の流星群」に池澤さんの道標が灯り、更に煌めく流星となっていく。道標そのものが、温かさ親密さ美しさを湛えて伴走する流星群。その読書はもう、星降る里で感嘆と祈りの気持ちで夜空を憧憬する心地 宮澤賢治の「言葉の流星群」に池澤さんの道標が灯り、更に煌めく流星となっていく。道標そのものが、温かさ親密さ美しさを湛えて伴走する流星群。その読書はもう、星降る里で感嘆と祈りの気持ちで夜空を憧憬する心地。宮澤賢治の作品のリズムも語りも寄せた思いも大好きだったけれど、池澤さんの「詩人の世界の跋渉」で、ケンジさんの軽さに青さにユーモアに距離感に言葉遊びに世界との呼応に真摯さに自然との対峙の仕方に、ささやかなアプローチができて更に大好きが深まった。書名を冠した二十四章の「跋渉」と四篇の論考で構成されている。 …続きを読む
    すみれ
    2019年12月08日
    30人がナイス!しています

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