山白朝子短篇集 死者のための音楽

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2007年11月16日
商品形態:
単行本
ISBN:
9784840120920

山白朝子短篇集 死者のための音楽

  • 著者 山白 朝子
  • 編集 ダ・ヴィンチ編集部
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2007年11月16日
商品形態:
単行本
ISBN:
9784840120920

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「山白朝子短篇集 死者のための音楽」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 【エムブリヲ奇譚】【私のサイクロプス】で魅せられた山白朝子さん名義の初短編集に遡ってみた。いつの時代、どこの国、敢えて明かされぬ幻のように、蜃気楼のように輪郭がはっきりしない物語。この世のものなら 【エムブリヲ奇譚】【私のサイクロプス】で魅せられた山白朝子さん名義の初短編集に遡ってみた。いつの時代、どこの国、敢えて明かされぬ幻のように、蜃気楼のように輪郭がはっきりしない物語。この世のものならぬ怪異を描きながら却って浮き彫りになるのは、人間の弱さ、残酷さ、そしてそれを自覚してなお、生き続けていかねばならぬ悲しみのように感じられた。 …続きを読む
    みっちゃん
    2017年03月18日
    112人がナイス!しています
  • 不思議な感覚だった、一冊。単独の山白さん作品。淡々とつづられ語られる言葉はどれもこれも、たとえ残酷な描写でもスルスルと吸い込まれるように頭に入ってきた。そして頭から抜け出た言葉たちは今度はせつなさに姿 不思議な感覚だった、一冊。単独の山白さん作品。淡々とつづられ語られる言葉はどれもこれも、たとえ残酷な描写でもスルスルと吸い込まれるように頭に入ってきた。そして頭から抜け出た言葉たちは今度はせつなさに姿を変え心の中に侵入し、じっくりと心にとどまるようなそんな不思議な感覚だった。表題作はもちろん、「鳥とファフロッキーズ現象について」は涙せずにはいられなかった。「井戸を下りる」の世界観が一番好み。静かな秋の夜長に読んだからか、余計にせつなさに包まれた気がした。 …続きを読む
    ちょろこ
    2018年10月04日
    85人がナイス!しています
  • 以前読了した【メアリー・スーを殺して】で山白朝子名義での「トランシーバー」が良く、単一で読みたいと思っていた。山白氏としての作風は、親と子の絆傾向が強いのかな。表題作を含めた7編。何代にもわたったあ 以前読了した【メアリー・スーを殺して】で山白朝子名義での「トランシーバー」が良く、単一で読みたいと思っていた。山白氏としての作風は、親と子の絆傾向が強いのかな。表題作を含めた7編。何代にもわたったある家族と鬼を描いた「鬼物語」、井戸の底での逢瀬「井戸を下りる」、産んだ子の正体はの「長い旅のはじまり」等は時代設定も古く、厳しい生き様ながらも表現がとても美しかった。それとは趣が変わった表題作「死者のための音楽」には涙し、「鳥とファフロッキーズ現象について」はちょっぴり乙一風が顏をだして面白い題材だった。 …続きを読む
    dorebook
    2018年02月07日
    59人がナイス!しています

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