- 著者 貴志 祐介
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2012年04月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 368
- ISBN:
- 9784041002865
鍵のかかった部屋
- 著者 貴志 祐介
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2012年04月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 368
- ISBN:
- 9784041002865
奇才の防犯探偵・榎本が、難攻不落の密室事件に挑む!
元・空き巣狙いの会田は、甥が練炭自殺をしたらしい瞬間に偶然居合わせる。ドアにはサムターン錠がかかったうえ目張りまでされ、完全な密室状態。だが防犯コンサルタント(本職は泥棒!?)の榎本と弁護士の純子は、これは計画的な殺人ではないかと疑う(「鍵のかかった部屋」)。ほか、欠陥住宅の密室、舞台本番中の密室など、驚天動地の密室トリック4連発。あなたはこの密室を解き明かせるか!? 防犯探偵・榎本シリーズ、第3弾!月9ドラマ『鍵のかかった部屋』原作!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
登場人物
榎本 径
冷静にして明晰な頭脳を駆使し、純子から持ち込まれる密室の謎を次々に解き明かしていく。その経歴には一抹の胡散臭さを漂わせつつも、防犯コンサルタントとして見事に事件の真相を手繰り寄せる。
青砥 純子
弁護士として、様々な事件に立ち会うことになる。端麗な容姿に豊富な法知識を携えているが、密室を解く才能には恵まれなかったのが玉に瑕!?毎回、的はずれな解を掲げては榎本の失笑を買う。
メディアミックス情報
NEWS
「鍵のかかった部屋」感想・レビュー
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前作よりも楽しめた。『鍵のかかった部屋』のトリックはイマイチ絵が浮かんでこないので、正確に把握できているか不安。なんの前置きもなく「古い知り合いです」と登場した榎本が愉快。全体的にギャグ要素も前作より …続きを読む2016年10月08日550人がナイス!しています
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表題作を含め四つ短編が収録されています。カバーデザインは高柳 雅人さんです。杉江 松恋さんが解説をしています。表題作が一番すきです。「硝子のハンマー」と「狐火の家」も読んでみたいと思います。2013年06月12日172人がナイス!しています
著者紹介
貴志祐介(きし ゆうすけ)
1959年大阪生まれ。京都大学経済学部卒。生命保険会社に勤務後、作家に。1996年「ISOLA」が日本ホラー小説大賞長編賞佳作となり、『十三番目の人格 ISOLA』と改題して角川ホラー文庫より刊行される。翌年『黒い家』で第4回日本ホラー小説大賞を受賞、100万部を超えるベストセラーとなる。2005年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、2008年『新世界より』で日本SF大賞を受賞。2010年刊行された『悪の教典』は第1回山田風太郎賞を受賞したほか第144回直木賞の候補ともなり、その年の話題を独占した。他の著書に『クリムゾンの迷宮』『青の炎』『ダークゾーン』など。