角川文庫

鬼の跫音

発売日:
2011年12月27日
商品形態:
電子書籍
鬼の跫音 電子版
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角川文庫

鬼の跫音

  • 区分表記なし 道尾 秀介
発売日:
2011年12月27日
商品形態:
電子書籍

6人の「S」が仕掛ける危険な罠──。

刑務所で作られた椅子に奇妙な文章が彫られていた。家族を惨殺した猟奇殺人犯が残した不可解な単語は哀しい事件の真相を示しており……。(「ケモノ」)同級生のひどい攻撃に怯えて毎日を送る僕は、ある女の人と出会う。彼女が持つ、何でも中に入れられる不思議なキャンバス。僕はその中に恐怖心を取って欲しいと頼むが……。(「悪意の顔」)心の「鬼」に捕らわれた男女が迎える予想外の終局とは。驚愕必至の衝撃作!

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「鬼の跫音」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 鬼の跫音。何とも胸をざわつかすタイトルだ。人は誰もが心の内に闇を持つ。戻れない一線を越えた瞬間人は鬼と化す。もう人ではない。人の形をした鬼。それはヒタヒタと読む者に近づいてくる。すべてに共通するのはS 鬼の跫音。何とも胸をざわつかすタイトルだ。人は誰もが心の内に闇を持つ。戻れない一線を越えた瞬間人は鬼と化す。もう人ではない。人の形をした鬼。それはヒタヒタと読む者に近づいてくる。すべてに共通するのはSという人物。だがそれぞれ違う人物。そして鴉。過去に復讐されるかのような主人公達。各短編は幻想的に耽美的にそして時に論理的に表情を変える。不思議に後味は悪くない。むしろ静かで穏やかで台風の目にいるような感覚。何よりこの完成度の高さ。聞けば処女作「背の眼」の後に書き始めた作品との事。やはり恐ろしい作家だ。 …続きを読む
    サム・ミイラ
    2016年04月17日
    386人がナイス!しています
  • ある作家さんの作品を読んだせいか、怖さやエグさは感じなかったです。イヤミスと言われてますが、もっとモヤモヤ、ザワザワするかと思いましたが、それほどでもなかったです。物語の設定、構成に秀逸で、どんな人で ある作家さんの作品を読んだせいか、怖さやエグさは感じなかったです。イヤミスと言われてますが、もっとモヤモヤ、ザワザワするかと思いましたが、それほどでもなかったです。物語の設定、構成に秀逸で、どんな人でも心の裏には、悪意、狂気、鬼の一面があるのだと、どの短編にも感じられました。この作品が道尾秀介さんの初読みでよかったかな。また別の作品で道尾ワールドを堪能したいですね。でも、とりあえずツッコんでおこう。鴉、出すぎたろう!虫も出すぎだ!Sって誰だ! …続きを読む
    しんごろ
    2018年02月01日
    235人がナイス!しています
  • 長くても50ページ程度の短編集6つなんだけど、どれもゾッっとするような話で怖い。かといって同じパターンは一切なくて、どれも違った表情の話。ハッピーエンドっぽいオチは全くなく、ラストにどんでん返しをさせ 長くても50ページ程度の短編集6つなんだけど、どれもゾッっとするような話で怖い。かといって同じパターンは一切なくて、どれも違った表情の話。ハッピーエンドっぽいオチは全くなく、ラストにどんでん返しをさせられた挙句、どうとでも解釈が取れるように放り出されてしまう。それがまた良いんだよなぁ。「ケモノ」と「よいぎつね」と「悪意の顔」が特にお気に入り。「冬の鬼」も構成最高。読んだ後に日付順に読むとうわぁあぁってなるわ、こんなん書かれたら。ホント面白い。 …続きを読む
    キングベルⅩ世
    2015年02月16日
    211人がナイス!しています

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