- 著者 道尾 秀介
- 定価: 円 (本体円+税)
- 発売日:
- 2009年11月18日
- 判型:
- 四六判
- ページ数:
- 280
- ISBN:
- 9784048739849
球体の蛇
- 著者 道尾 秀介
- 定価: 円 (本体円+税)
- 発売日:
- 2009年11月18日
- 判型:
- 四六判
- ページ数:
- 280
- ISBN:
- 9784048739849
青春のきらめきと痛みとを静かにうたい上げる、道尾秀介の新境地。
あの頃、幼なじみの死の秘密を抱えた17歳の私は、ある女性に夢中だった……。狡い嘘、幼い偽善、決して取り返すことのできないあやまち。矛盾と葛藤を抱えて生きる人間の悔恨と痛みを描く、人生の真実の物語。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
プロモーションムービー
『球体の蛇』テレビCM+ラジオドラマ
「球体の蛇」感想・レビュー
-
些細な嘘や隠し事が、蛇のように繋がり悲劇を生む。それが自分のためだけの嘘や隠し事ならば何かを傷つけることにしかならない。誰かのための嘘や隠し事ならば、誰かの傷をほんの少しだが癒すかもしれない。そのほん …続きを読む2010年04月04日153人がナイス!しています
-
どちらかというと暗くて重いテーマなので好きとは言い難い内容です。しかし、ストーリーが好きか嫌いかは別として、私は道尾さんの書く文章が、大好きなんだと今回程実感させられたことはありません。何が嘘で、何が …続きを読む2011年03月30日141人がナイス!しています
-
たとえば何度かスノードームをひっくり返したとして、いつでも同じように雪が降るとは限らない。真実も、過去という名の個人の記憶にしまわれたとき、人数分だけ違うラベルが貼られるのかもしれない。道尾さんはミス …続きを読む2010年08月19日124人がナイス!しています
著者紹介
道尾秀介(みちお・しゅうすけ)
1975年東京生まれ。2004年『背の眼』で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞し、同作でデビュー。2005年『向日葵の咲かない夏』で注目を集める。2007年『シャドウ』で第7回本格ミステリ大賞、2009年『カラスの親指』で日本推理作家協会賞を受賞。デビューからわずか5年ながら、ミステリー、ホラー、文芸など、ジャンルの壁を打ち破る大躍進を続ける、いま最も注目されている作家。著書に『鬼の跫音』『片眼の猿』『ソロモンの犬』『ラットマン』『龍神の雨』など。



