首挽村の殺人

第27回 横溝正史ミステリ大賞<大賞>

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2009年09月25日
判型:
文庫判
ページ数:
512
ISBN:
9784043943067
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第27回 横溝正史ミステリ大賞<大賞>

首挽村の殺人

  • 著者 大村 友貴美
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2009年09月25日
判型:
文庫判
ページ数:
512
ISBN:
9784043943067

「これが21世紀の横溝正史だ」絶賛の声続々横溝正史ミステリ大賞受賞作

無医村状態が続いていた鷲尻村に待望の医師がやってきた。だが着任以降村では謎の変死が立て続けに起こり……因習が忌わしい過去を甦らせる。21世紀の横溝と絶賛された第27回横溝正史ミステリ大賞受賞作 無医村状態が続いていた鷲尻村に待望の医師がやってきた。だが着任以降村では謎の変死が立て続けに起こり……因習が忌わしい過去を甦らせる。21世紀の横溝と絶賛された第27回横溝正史ミステリ大賞受賞作

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「首挽村の殺人」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 2007年のデビュー作で、横溝正史ミステリ大賞受賞作。岩手県の雪深い寒村で連続殺人事件が発生し、住民達を恐怖に陥れます。それと同じくして赤熊と言われる巨大グマが出現し、人々を襲います。物語は殺人事件とクマ 2007年のデビュー作で、横溝正史ミステリ大賞受賞作。岩手県の雪深い寒村で連続殺人事件が発生し、住民達を恐怖に陥れます。それと同じくして赤熊と言われる巨大グマが出現し、人々を襲います。物語は殺人事件とクマの対決が並行して起こり、ストーリーを重厚にさせています。21世紀の横溝正史の渾名は伊達ではなく、細部をきっちり積み立てて証拠を詰める手法には舌を巻きました。(と言うより私は横溝作品は「獄門島」しか読んだことがないので、今度はもっと読んでみたいと思います)。藤田警部補を主役にした続編も出ているようです。 …続きを読む
    toshi
    2025年05月26日
    72人がナイス!しています
  • 雪に閉ざされた鷲尻村に4カ月間だけという約束で医師として赴任することになった滝本。その村では少し前に前任の医師が転落死しており・・。第27回横溝正史ミステリ大賞受賞作。殺人シリーズ第1弾。熊は襲ってく 雪に閉ざされた鷲尻村に4カ月間だけという約束で医師として赴任することになった滝本。その村では少し前に前任の医師が転落死しており・・。第27回横溝正史ミステリ大賞受賞作。殺人シリーズ第1弾。熊は襲ってくるは、殺人事件は起きるはと何かと盛りだくさんの1冊でした。どうしても赤熊の襲撃に目が行きがちで殺人事件など二の次といった感じでしたが、動機は別として無事解決して良かったです。ただ何ともやりきれない気持ちにはなりましたが。シリーズ第2弾も読もうと思います。★★★ …続きを読む
    うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
    2013年01月12日
    64人がナイス!しています
  • 横溝正史賞受賞作。といわけでもなかろうが、岩手の寒村が舞台のミステリ。過疎、高齢化といった現代の村に共通する問題が前面に出てきており、事件の陰惨さよりそっちで気分が重くなる気がする。横溝の凄さはそうい 横溝正史賞受賞作。といわけでもなかろうが、岩手の寒村が舞台のミステリ。過疎、高齢化といった現代の村に共通する問題が前面に出てきており、事件の陰惨さよりそっちで気分が重くなる気がする。横溝の凄さはそういう社会と土俗が高度なレベルで融合していたのに、改めて気付かされたかな。あとラストが唐突な気がする。最後の一章で急に畳み掛けたような印象だし、動機が薄すぎてそちらから犯人を推測するのは不可能に近い。あるものに関してはまさかと思ったトリックがそのまま使われているし……。題材自体は面白いので、ちょっと残念であった。 …続きを読む
    HANA
    2017年04月14日
    56人がナイス!しています

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