受命 Calling

受命 Calling

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2006年06月30日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
592
ISBN:
9784048736800

受命 Calling

  • 著者 帚木 蓬生
  • デザイン 菊地 信義
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2006年06月30日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
592
ISBN:
9784048736800

この国は、このまま存続してはならない。国際サスペンスの超大作

日系ブラジル人医師、津村リカルド民男は、北京の国際医学界で、平壌産院の医師に、北朝鮮に来て、技術と知識を伝えてくれないかと熱心に口説かれる。迷った末に半島に渡った津村は、ある大事件に直面するが・・ 日系ブラジル人医師、津村リカルド民男は、北京の国際医学界で、平壌産院の医師に、北朝鮮に来て、技術と知識を伝えてくれないかと熱心に口説かれる。迷った末に半島に渡った津村は、ある大事件に直面するが・・

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「受命 Calling」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 「ヒトラーの防具」で「ヒトラー」の最期を衝撃的に描いた作者が、「朝鮮民主主義人民共和国」の「最高指導者」の暗殺を描く渾身の「フィクション」である。どこまでがフィクションでどこからがノン・フィクションな 「ヒトラーの防具」で「ヒトラー」の最期を衝撃的に描いた作者が、「朝鮮民主主義人民共和国」の「最高指導者」の暗殺を描く渾身の「フィクション」である。どこまでがフィクションでどこからがノン・フィクションなのかわからない。フィクションとノンフィクションのあいまいな境界線は、あいまいな国境を持ついくつかの国を行き来する人々の活動の場である。作者は、日本と東アジアの歴史とそれぞれの国の現在を描く。圧政に苦しみ日々の生活を送る人々の視点で描かれた支配者層の生活は、舞台となった国だけの話ではない。 …続きを読む
    藤枝梅安
    2009年11月17日
    10人がナイス!しています
  • 北朝鮮が舞台の物語。前半はじっくり丁寧に書かれているが、後半から次第にサスペンスになって、最後はちょっとヤバイじゃないかと思う結末。詳細な描写は聞き取りと想像なのだろうけど、引き込まれて読んだ。 北朝鮮が舞台の物語。前半はじっくり丁寧に書かれているが、後半から次第にサスペンスになって、最後はちょっとヤバイじゃないかと思う結末。詳細な描写は聞き取りと想像なのだろうけど、引き込まれて読んだ。
    ヤマセミ
    2018年04月26日
    5人がナイス!しています
  • 作者のファンで、毎回いろんな事を知る良い機会となる作品である。 作者のファンで、毎回いろんな事を知る良い機会となる作品である。
    ムーミン
    2013年02月25日
    4人がナイス!しています

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