「まつり」の食文化

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2005年08月31日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
248
ISBN:
9784047033825
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「まつり」の食文化

  • 著者 神崎 宣武
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2005年08月31日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
248
ISBN:
9784047033825

端午のちまき、節分の豆。年中行事と食の視点から、日本の文化を読み直す。

盆・正月、節供と節分、春祝いと秋祭りなど、かつては四季折々に多彩な行事が行われ、それにはハレの食事が伴っていた。祝い・祭りと食との結びつきの本来の意味を問い直し、失われた文化の原像を描く。

〈目次〉
はじめに

序章 まつりと飲食
   一 行事も「まつり」
   二 民俗学と食文化

第一章 正月と盆
   一 正月さまござった
   二 鏡餅と雑煮
   三 さまざまな正月習俗
   四 ご先祖さまとイケミタマ
   五 盆踊りはさまよえる霊の慰撫
   〈コラム〉 カミとホトケの習合

第二章 節供と節分
   一 豆撒きだけが節分ではなし
   二 屠蘇酒と七草
   三 桃の酒と草の餅
   四 菖蒲酒とちまき
   五 七夕になぜ酒がないのか
   六 菊酒と団子
   〈コラム〉中国伝来の五行思想

第三章 春祝いと秋まつり
   一 神輿と神楽がまつりの華ではあるが
   二 田遊び・田楽・田植踊り
   三 花見も予祝ゆえの祝宴
   四 八朔の祝い
   〈コラム〉都市で発達の夏まつり
主要参考文献

あとがき
盆・正月、節供と節分、春祝いと秋祭りなど、かつては四季折々に多彩な行事が行われ、それにはハレの食事が伴っていた。祝い・祭りと食との結びつきの本来の意味を問い直し、失われた文化の原像を描く。

〈目次〉
はじめに

序章 まつりと飲食
   一 行事も「まつり」
   二 民俗学と食文化

第一章 正月と盆
   一 正月さまござった
   二 鏡餅と雑煮
   三 さまざまな正月習俗
   四 ご先祖さまとイケミタマ
   五 盆踊りはさまよえる霊の慰撫
   〈コラム〉 カミとホトケの習合

第二章 節供と節分
   一 豆撒きだけが節分ではなし
   二 屠蘇酒と七草
   三 桃の酒と草の餅
   四 菖蒲酒とちまき
   五 七夕になぜ酒がないのか
   六 菊酒と団子
   〈コラム〉中国伝来の五行思想

第三章 春祝いと秋まつり
   一 神輿と神楽がまつりの華ではあるが
   二 田遊び・田楽・田植踊り
   三 花見も予祝ゆえの祝宴
   四 八朔の祝い
   〈コラム〉都市で発達の夏まつり
主要参考文献

あとがき

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「「まつり」の食文化」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 図書館本 神崎シリーズ マツリをオコナイと言いオクナイとも言うのは西浦田楽でも言ってた。https://kumaneko.hamazo.tv/e6450871.html 「日本ではカミもホトケも人々の日常生活まで抑制する絶対的な存在ではない 図書館本 神崎シリーズ マツリをオコナイと言いオクナイとも言うのは西浦田楽でも言ってた。https://kumaneko.hamazo.tv/e6450871.html 「日本ではカミもホトケも人々の日常生活まで抑制する絶対的な存在ではない。困ったときの神頼みが通じる」。皇族は正月、銘々椀で雑煮を食べるときテーブル中央に置いた鏡餅に夫々三度箸を付け、「いただいた真似」をする。飯・餅・酒は供物に必須。ふみどんの故郷栃木のシモツカレが節分の豆料理として紹介されているが「美味なわけではない」とも(大賛成!)。 …続きを読む
    tama
    2020年06月01日
    10人がナイス!しています
  • お正月、節分・節句、春・秋の祭、と、大きく3章に分けて それぞれの「食」にスポットをあてる。 他の本でも触れていたけど、著者によると、 日本の行事食の主役は「米」 また、米を凝縮した「餅」や「酒」が欠かせ お正月、節分・節句、春・秋の祭、と、大きく3章に分けて それぞれの「食」にスポットをあてる。 他の本でも触れていたけど、著者によると、 日本の行事食の主役は「米」 また、米を凝縮した「餅」や「酒」が欠かせない そして、あくまでも「神様」との「供食」が目的・・ 分かりやすく、読みやすかったけど、 どこかで読んだ内容が多かったかな?? …続きを読む
    茶坊主
    2020年07月07日
    5人がナイス!しています
  • 形骸化している日本の行事を見直すためにも必要な本。正月の行事にしても、地方によって、家によって作法があるのは当たり前だけれど、その由来をきちんと知ることが大事なんだと思う。若水汲みというものを知っては 形骸化している日本の行事を見直すためにも必要な本。正月の行事にしても、地方によって、家によって作法があるのは当たり前だけれど、その由来をきちんと知ることが大事なんだと思う。若水汲みというものを知ってはいたけど、実生活に消えてしまった行事ではあるけれど、再現したいなと思わせるもの。季節の変わり目を大切にしていた私たちの先祖に思い馳せる本だと思う。 …続きを読む
    高橋直也
    2019年08月22日
    4人がナイス!しています

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