源氏物語(3) 付現代語訳

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1966年02月11日
判型:
文庫判
ページ数:
416
ISBN:
9784044024031
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源氏物語(3) 付現代語訳

  • 訳注 玉上 琢弥
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1966年02月11日
判型:
文庫判
ページ数:
416
ISBN:
9784044024031
自ら須磨へ退去する光源氏。ある夜ひどい暴風雨に見舞われ、故桐壺院の夢のお告げがあり、明石から来た舟により、彼の地へ移る。やがて明石入道の一人娘と契るものの、都へと召還される。明石では光源氏の娘が誕生。荒れ果てた邸で光源氏を待つ末摘花との再会、六条御息所の遺児の入内、明石の母子の上京などを経て、明石の姫君を紫の上が引き取る相談となる。須磨・明石・澪標・蓬生・関屋・絵合・松風の各巻を収める。 自ら須磨へ退去する光源氏。ある夜ひどい暴風雨に見舞われ、故桐壺院の夢のお告げがあり、明石から来た舟により、彼の地へ移る。やがて明石入道の一人娘と契るものの、都へと召還される。明石では光源氏の娘が誕生。荒れ果てた邸で光源氏を待つ末摘花との再会、六条御息所の遺児の入内、明石の母子の上京などを経て、明石の姫君を紫の上が引き取る相談となる。須磨・明石・澪標・蓬生・関屋・絵合・松風の各巻を収める。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

凡例
系図

須磨・明石
澪標
蓬生
関屋
絵合・松風

校異
補注
年立
清涼殿 後涼殿図
索引

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「源氏物語(3) 付現代語訳」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 三巻は松風の帖まで。明石の姫君の育ての親になってくれまいか、と紫の上にお願いするところまで。昼ドラでもあり得ないようなドロドロの展開ですよね、客観的に情景を想起しながら現代感覚を当てはめてしまうと。初 三巻は松風の帖まで。明石の姫君の育ての親になってくれまいか、と紫の上にお願いするところまで。昼ドラでもあり得ないようなドロドロの展開ですよね、客観的に情景を想起しながら現代感覚を当てはめてしまうと。初めて通読した時は「源氏物語を通読すること」が目的と化してしまっていたが、再読以降は純粋に「源氏物語という小説を楽しむ」ことが目当てとなっており、その目的に適うほど現代に通用する小説だという頭になってくる。そのうち子供の古文で源氏物語が出ようものならかなり発奮してしまいそう。 …続きを読む
    LUNE MER
    2020年05月05日
    11人がナイス!しています
  • 再読。 須磨。須磨にわび住まいの源氏。しかし何度も「私は何も悪くない」とか「罪もないのこんな目に」と言っていて呆れる。そこでもそれなりに風流な生活をしつつも、何か足りない感じ。 明石。明石の入道は一度俗 再読。 須磨。須磨にわび住まいの源氏。しかし何度も「私は何も悪くない」とか「罪もないのこんな目に」と言っていて呆れる。そこでもそれなりに風流な生活をしつつも、何か足りない感じ。 明石。明石の入道は一度俗世を離れても煩悩断ち切り難く、源氏がいらっしゃると聞いて娘を娶せようと企んで招く。ここで明石の姫君は「こんな田舎者が源氏の君となんて…」という普遍的なテーマで悩む事に。しかしもちろんここであるかなきかで朽ちる位なら夢を見たい、とも思っている。しかし無事遂げおおせたと思ったら、源氏が呼び戻されてしまう。→ …続きを読む
    perLod(ピリオド)🇷🇺🇨🇳🇮🇷🇵🇸🇾🇪🇱🇧🇨🇺
    2025年07月08日
    6人がナイス!しています
  • 源氏は流謫と帰京を経て図太くなったように思う。位階が才能に追いついたのかもしれない。自分勝手な振る舞いが引き起こした揉め事を権勢で丸め込んでしまう貴族的な逞しさを示しだしている。いよいよ非倫理的で艶っ 源氏は流謫と帰京を経て図太くなったように思う。位階が才能に追いついたのかもしれない。自分勝手な振る舞いが引き起こした揉め事を権勢で丸め込んでしまう貴族的な逞しさを示しだしている。いよいよ非倫理的で艶っぽい世界観が展開されて読んでいてドキドキする。同時に源氏の栄耀にも必ず衰微が伴うことも、他の登場人物の栄枯盛衰が盛んに描かれていることから、より強く思われてくる。あと、明石の入道は個性的で親しみやすい名人物だと思った。 …続きを読む
    ヤベ
    2022年01月11日
    4人がナイス!しています

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