• ★★★★☆ 上下巻に分かれた大長編。 上巻は、昭和28年の事件が淡々と描かれ、金田一の活躍も殆どない。いわゆる壮大なプロローグである。 ここで描かれた事件が後半どのように繋がっていくのか。アメリカから送られた ★★★★☆ 上下巻に分かれた大長編。 上巻は、昭和28年の事件が淡々と描かれ、金田一の活躍も殆どない。いわゆる壮大なプロローグである。 ここで描かれた事件が後半どのように繋がっていくのか。アメリカから送られたグラスに残る指紋は誰のものなのか。 なお、本の内容とは関係ないが、横溝さんの文体が初期と比べてかなり現代的になっている。 …続きを読む
  Kircheis

  2020年12月29日
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• 金田一耕助最後の事件なのでまだ読むまいと迷っていたがついに手に取ってしまった。最後の長編かもしれない寂しすぎる。。 横溝正史らしい残忍さにこれまで読んできた中で最も複雑な家系図が特徴的。個人的には好き 金田一耕助最後の事件なのでまだ読むまいと迷っていたがついに手に取ってしまった。最後の長編かもしれない寂しすぎる。。 横溝正史らしい残忍さにこれまで読んできた中で最も複雑な家系図が特徴的。個人的には好きなキャラクターの多門修が登場するのは嬉しい。それにしても約20年をどんな風に味付けしていくのか非常に楽しみである。 上下巻だからか物語はゆっくりじっくり進んでいく印象。 おそらくこの作品のタイトルの影響で「坂」とつくミステリーが気になり読みたくなったものだったな、と思い出したり感傷的な気分になる。 …続きを読む
  ミステリにゃん

  2025年05月23日
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• ★★★☆☆ 初読。複雑な血縁関係で結びついた法眼家と五十嵐家。かつて首吊り自殺の現場となった廃屋で、奇妙な結婚写真を撮影した写真館から依頼された金田一だが、やがて猟奇殺人に巻き込まれる…。ジャスバンドメンバ ★★★☆☆ 初読。複雑な血縁関係で結びついた法眼家と五十嵐家。かつて首吊り自殺の現場となった廃屋で、奇妙な結婚写真を撮影した写真館から依頼された金田一だが、やがて猟奇殺人に巻き込まれる…。ジャスバンドメンバー間の痴情のもつれが引き起こしたかの様な殺人事件。メンバーはみんな「◯◯ちゃん」の様な愛称で呼び合う仲なのでおどろおどろしさが薄い。しかも上巻の終わり近くには、犯人からの告白文で真相が語られており、「あれ？下巻要らないじゃん？」とも思えてしまう。何故首の切断が必要なのかなど、気になる点はあるのだが…。 …続きを読む
  bookkeeper

  2024年05月20日
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