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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1968年08月29日
判型:
文庫判
ページ数:
352
ISBN:
9784041001080

それから

  • 著者 夏目 漱石
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1968年08月29日
判型:
文庫判
ページ数:
352
ISBN:
9784041001080

「三四郎」から発展する世界

三十歳になっても職につかず、実業家である親の仕送りで暮らしている代助。ある日、生活に困窮したかつての友人・平岡と、その妻・三千代に再会する。三年前、三千代を愛していながらも平岡に譲った代助。再び交流を重ねるうちに、しだいに三千代に恋心を募らせ、ついにはその愛を貫き通そうと決心するのだが……社会の掟に背き、「自然」の情念たる愛を追求する人間の苦悩を描く。『三四郎』に続く、3部作第2弾。


※カバーの絵柄は(株)かまわぬのてぬぐい柄を使用しています
三十歳になっても職につかず、実業家である親の仕送りで暮らしている代助。ある日、生活に困窮したかつての友人・平岡と、その妻・三千代に再会する。三年前、三千代を愛していながらも平岡に譲った代助。再び交流を重ねるうちに、しだいに三千代に恋心を募らせ、ついにはその愛を貫き通そうと決心するのだが……社会の掟に背き、「自然」の情念たる愛を追求する人間の苦悩を描く。『三四郎』に続く、3部作第2弾。


※カバーの絵柄は(株)かまわぬのてぬぐい柄を使用しています

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

それから


 注釈
 解説
  夏目漱石――人と文学   丸谷才一
  作品解説            角川源義
 年譜

「それから」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 描かれるのは、一見泰然自若として達観したように見える人物の理性のほころび。誠意と熱意を馬鹿にしていたくせに、理知があまりに巨大化したあげく情緒の支配に敗北してしまった男のタイミングはずれの素直な告白の 描かれるのは、一見泰然自若として達観したように見える人物の理性のほころび。誠意と熱意を馬鹿にしていたくせに、理知があまりに巨大化したあげく情緒の支配に敗北してしまった男のタイミングはずれの素直な告白の言葉は滑稽に思う読者もあるかもしれないが、不倫が犯罪であった時代背景もあいまって、私は色気や哀愁を感じほろりとしてしまった。人の心も世の中の構造も、所詮こんなもんだろうとたかを括って見下して自分勝手に生きていけるほど簡単なものではないと漱石に肩を叩かれたようである。そこに私は激励の意味と警告の意味を感じた。 …続きを読む
    mukimi
    2022年12月13日
    124人がナイス!しています
  • 近代の日本の姿が、漱石の視点で描かれています。人間は何のために働くのか、何を目的に働くのか。近代の日本が持つ課題、理性を無くし、脇目も振らず忙しなく新たなものへと進む、大きな組織と化した近代の日本への 近代の日本の姿が、漱石の視点で描かれています。人間は何のために働くのか、何を目的に働くのか。近代の日本が持つ課題、理性を無くし、脇目も振らず忙しなく新たなものへと進む、大きな組織と化した近代の日本への疑問が投げかけられている。文明は我らをして孤独せしむるものだ、と文中にある。近代の日本の陰は、現代において必ずしもないとは言えないと思う。代助と三千代の関係は社会の掟に反するものであるが、それを承知で「自然」を追及することもひとつのロマンなのかも。人生の転落は生々しい。愛とは何かを考えさせられた一冊。 …続きを読む
    2017年01月10日
    65人がナイス!しています
  • 舞台は1909年(明治42年)。東京帝国大学内に商科を設置するという文部省の意向に反対して、東京高等商業学校(一橋大学)の学生、卒業生および教授が一体となってストライキなどで抗議した学校騒動の話が書かれているの 舞台は1909年(明治42年)。東京帝国大学内に商科を設置するという文部省の意向に反対して、東京高等商業学校(一橋大学)の学生、卒業生および教授が一体となってストライキなどで抗議した学校騒動の話が書かれているので、時代が分かるということらしいです。 主人公の長井代助(東京帝国大学を卒業した30歳の高等遊民)、平岡常次郎(代助の中学時代からの友達)、平岡三千代(常次郎の妻)が主な登場人物。 明治の知識人というのは、三角関係が好きだったのかな?と思いながら読み終えました。😀 …続きを読む
    Kiyoshi Utsugi
    2023年06月28日
    47人がナイス!しています

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