洛中洛外をゆく

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2022年02月22日
判型:
文庫判
ページ数:
256
ISBN:
9784041117750
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洛中洛外をゆく

  • 著者 葉室 麟
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2022年02月22日
判型:
文庫判
ページ数:
256
ISBN:
9784041117750

葉室麟と古都の魅力を味わい尽くす。珠玉の京都案内

人は美しく生きねばならない。義に生きる武士たちの清廉な生き様を描いた時代小説や、人生観揺るがす骨太の歴史小説で多くの読者を魅了し続けてきた作家・葉室麟。遺された作品の数々を紐解くことで、主人公に託した思いから、創作のなかでたどり着いた珠玉の人生観までを明らかにする。小説ゆかりの京都の名所案内を兼ねた、何度でも読み返したい一冊。澤田瞳子ほか、豪華対談とコラム「現代のことば」を書籍初収録! 人は美しく生きねばならない。義に生きる武士たちの清廉な生き様を描いた時代小説や、人生観揺るがす骨太の歴史小説で多くの読者を魅了し続けてきた作家・葉室麟。遺された作品の数々を紐解くことで、主人公に託した思いから、創作のなかでたどり着いた珠玉の人生観までを明らかにする。小説ゆかりの京都の名所案内を兼ねた、何度でも読み返したい一冊。澤田瞳子ほか、豪華対談とコラム「現代のことば」を書籍初収録!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

  • ニコニコカドカワ祭り2025

もくじ

第一章……尾形光琳・乾山『乾山晩愁』
第二章……海北友松『墨龍賦』
第三章……小堀遠州『孤篷のひと』
第四章……現代のことば(コラム)
第五章……葉室麟との対話(澤田瞳子、諸田玲子、東山彰良、小堀宗実)

「洛中洛外をゆく」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 葉室さんの、必ずしも熱心な読者ではなかったが、折に触れて読んだ作品からはいつも大きな感動をもらっていた。そんな葉室さんに少しでも近づけたらの思いで手にした一冊。『乾山晩愁』、『墨龍賦』、『弧篷のひと』 葉室さんの、必ずしも熱心な読者ではなかったが、折に触れて読んだ作品からはいつも大きな感動をもらっていた。そんな葉室さんに少しでも近づけたらの思いで手にした一冊。『乾山晩愁』、『墨龍賦』、『弧篷のひと』等の作品について、著者自らが登場人物やその周辺の場と歴史に関わる深い思いを語る。琳派の文人はもとより海北友松や小堀遠州など、名前を聞くのみで事蹟について殆ど知ることがなかったが、初めて目にする歴史的事象も多く、堪らなく作品を読みたくなった。作家の思索の透徹さを思う。口絵に載せられた巨匠たちの作品に息をのむ。 …続きを読む
    tamami
    2022年08月15日
    51人がナイス!しています
  • 京都に仕事場を設けた著者が、遺された作品の数々を紐解いて、主人公に託した思いから、創作の中で辿り着いた珠玉の人生観までを明らかにする。第1章『乾山晚愁』の尾形光琳・乾山、第2章『墨龍賦』の海北友松、第 京都に仕事場を設けた著者が、遺された作品の数々を紐解いて、主人公に託した思いから、創作の中で辿り着いた珠玉の人生観までを明らかにする。第1章『乾山晚愁』の尾形光琳・乾山、第2章『墨龍賦』の海北友松、第3章『孤峰の ひと』の小堀遠州、第4章 現代のことば、第5章 葉室麟との対話(澤田瞳子、諸田玲子、東山彰良)。好みの著者であることもあり、面白く、興味深く読んだ。 …続きを読む
    Gotoran
    2025年10月24日
    35人がナイス!しています
  • 葉室さんの作品解説とそれに関連した京都の寺院や場所の案内。京都行きたくなる!乾山の本は未読なのでぜひ読みたいです。墨龍賦は読んで実際見に行ったので復習できました。 葉室さんの作品解説とそれに関連した京都の寺院や場所の案内。京都行きたくなる!乾山の本は未読なのでぜひ読みたいです。墨龍賦は読んで実際見に行ったので復習できました。
    まゆっち
    2022年08月04日
    8人がナイス!しています

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