- 著者 諸田 玲子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年09月18日
- 判型:
- 文庫判
- ページ数:
- 640
- ISBN:
- 9784041116456
奸婦にあらず
- 著者 諸田 玲子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年09月18日
- 判型:
- 文庫判
- ページ数:
- 640
- ISBN:
- 9784041116456
密偵として生きた女性の激動の人生を描く、第26回新田次郎賞受賞作!
その美貌と聡明さを武器に、忍びとして活躍する村山たかは、ある時、内情を探るために近づいた井伊直弼と激しい恋に落ちる。だが、苛酷な運命が二人に襲いかかって……。著者の代表作が新装版で登場!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「奸婦にあらず」感想・レビュー
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ヒールのイメージが強い井伊直弼。彼との情交や直弼を通じて出会った長野主膳とも深い関係、幕府・直弼側の間諜として活動した「村山たか」なる女性が主人公の歴史小説。うかつな私は、彼女を架空人物かと思っていた …続きを読む2025年07月20日33人がナイス!しています
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多賀神社で忍びとして育った少女と井伊直弼との交流…時代に翻弄されているようでしっかりした足取りのタカ。愛する人や子を失っても淡々と生きる。三条で晒されても生きる。凄い生命だ。それも、たった一人本当に愛 …続きを読む2023年12月22日8人がナイス!しています
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長いけど、疲れるけど、面白かった。 幕末期の動乱にを生きる多賀大社坊人たか女が愛に生き、志に生きるお話。 昨春、彦根城と周辺のお寺まわったけど、先に読んでたら、現地での感動も違ってただろうな。 私の志っ …続きを読む2023年07月03日3人がナイス!しています