龍に恋う 贄の乙女の幸福な身の上

コミカライズ化作品

第2回富士見ノベル大賞 審査員特別賞 受賞作!

龍に恋う 贄の乙女の幸福な身の上

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2020年07月15日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784040737225

コミカライズ化作品

第2回富士見ノベル大賞 審査員特別賞 受賞作!

龍に恋う 贄の乙女の幸福な身の上

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2020年07月15日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784040737225

生贄の少女は、幸せな居場所に出会う。

■□■珠は寒空の帝都で不思議な髪色の男に救われる。これが運命の転換点だった――。■□■

 寒空の帝都に放り出された珠。彼女の窮地を救ったのは、不思議な髪色をした男・銀市だった。
 口入れ屋の旦那である銀市の厚意で、珠は住み込みで働くことに。感謝する珠だが"人ならざる者"がみえて贄とされた過去により、上手く感情を表せない。一方の銀市も複雑な境遇のようで……だからこそ珠を思いやってくれる。
 恩に報いるため健気に勤める珠は、店でも信頼を得て平穏を知る。しかし、帝都で続く少女の失踪事件に否応なく巻き込まれ――。秘密を抱える珠と銀市が、お互いの居場所を見つけるまでの浪漫綺譚。
■□■珠は寒空の帝都で不思議な髪色の男に救われる。これが運命の転換点だった――。■□■

 寒空の帝都に放り出された珠。彼女の窮地を救ったのは、不思議な髪色をした男・銀市だった。
 口入れ屋の旦那である銀市の厚意で、珠は住み込みで働くことに。感謝する珠だが"人ならざる者"がみえて贄とされた過去により、上手く感情を表せない。一方の銀市も複雑な境遇のようで……だからこそ珠を思いやってくれる。
 恩に報いるため健気に勤める珠は、店でも信頼を得て平穏を知る。しかし、帝都で続く少女の失踪事件に否応なく巻き込まれ――。秘密を抱える珠と銀市が、お互いの居場所を見つけるまでの浪漫綺譚。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

序 章 求職乙女と口入れ屋
第一章 後輩乙女と先輩指導
第二章 助手乙女と初仕事
第三章 懸命乙女のお手伝い
第四章 生贄乙女と恩返し
終 章 贄の乙女の願いごと

編集おすすめコメント

登場人物

上古 珠(かみこ たま)

数えで16歳となる小柄な少女。銀市に助けられ、雇用される。

古瀬銀市 (ふるせぎんいち)

外見は20代後半の青年。寒空に放り出された珠を拾い、見守る。

瑠璃子(るりこ)

ボブカットの美女。カフェーで働いているモダンガールだが、その正体は……。

御堂智弘(みどうともひろ)

眼鏡をした、三十代半ばの黒髪黒目の軍人。銀市と付き合いがあるようなのだが……。

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メディアミックス情報

NEWS

コミカライズ決定!

スクウェア・エニックス「マンガUP!」にてコミカライズ連載決定!
作画・ゆきじるし
(原作・道草家守/キャラクター原案・ゆきさめ)
2021年連載予定です。詳細は続報をお楽しみに!

プロモーションムービー

作品紹介PV

「龍に恋う 贄の乙女の幸福な身の上」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 新刊。富士見ノベル大賞審査員特別賞受賞作。大正時代辺りが舞台の、ヒロイン、謎を秘めたヒーロー、妖たちの、危うくもほっこりする怪異譚♪まあヒーローの正体はタイトルバレしてるとして。笑 ヒロイン珠も特殊な生 新刊。富士見ノベル大賞審査員特別賞受賞作。大正時代辺りが舞台の、ヒロイン、謎を秘めたヒーロー、妖たちの、危うくもほっこりする怪異譚♪まあヒーローの正体はタイトルバレしてるとして。笑 ヒロイン珠も特殊な生育歴ながらがんばる姿が応援したくなります。みんなちょっとずつ色々なことを受け入れながら成長していく姿が良い。まだお互い無自覚で(周りは分かってるけど的な)恋う、まで行ってない感じなので続刊希望〜!銀市がデレるところを早く見たいです(≧∇≦)笑 …続きを読む
    あっか
    2020年07月31日
    83人がナイス!しています
  • 妖が見える女中の珠。妖が絡んでくる為に何度も職を失い困っていたところ、口入れ屋の銀市に拾われ彼の店で働くことになる。その店は妖の為の職業斡旋所で。不憫な身の上であっても前向きに働く珠がいい。故郷で神の 妖が見える女中の珠。妖が絡んでくる為に何度も職を失い困っていたところ、口入れ屋の銀市に拾われ彼の店で働くことになる。その店は妖の為の職業斡旋所で。不憫な身の上であっても前向きに働く珠がいい。故郷で神の贄として育てられていたことから自分を大切にしていなかったのだが、銀市や店の妖達に関わることで他人に甘えられるようになって良かったと思う。銀市の正体はタイトル通り。でも「恋う」までは行っていない、まだこそばゆい関係(銀市が無自覚に溺愛しているような気がするが笑)。妖絡みの事件がまた起こりそうだし続きあるかな。 …続きを読む
    ラナンキュラス
    2020年07月17日
    59人がナイス!しています
  • 千と千尋の神隠しを連想させるストーリー。妖を見ることができる珠は前の職場をクビになってしまった。しかし、口入れ屋の旦那、銀市の厚意で住み込みで働くことに……。私好みのお話でした! 妖達が個性的で面白い。 千と千尋の神隠しを連想させるストーリー。妖を見ることができる珠は前の職場をクビになってしまった。しかし、口入れ屋の旦那、銀市の厚意で住み込みで働くことに……。私好みのお話でした! 妖達が個性的で面白い。最初は感情を表に出さない珠をなかなか好きになれなかったのですが、その理由がわかった途端「そりゃそうなるわ」と納得。きっとこの本は泣けるお話ではないと思いますが、私は最後の方でポロポロ涙が止まりませんでした。珠が愛おしくてたまらない。続きが出たら絶対買う。 …続きを読む
    ミヤビ
    2020年12月06日
    52人がナイス!しています

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著者紹介

道草 家守

2013年からWEBで小説投稿を開始し、2015年に作家デビュー。
以来、『帝都コトガミ浪漫譚 勤労乙女と押しかけ従者』(ことのは文庫)ほか著作多数。
本作は、富士見ノベル大賞にて審査員特別賞を受賞した『明治乙女のお勤め妖異譚』を改題・改稿のうえ上梓したものである。

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