対話篇

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2020年08月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
240
ISBN:
9784041091999
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対話篇

  • 著者 金城 一紀
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2020年08月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
240
ISBN:
9784041091999

本当に愛する人ができたら、絶対にその人の手を離してはいけない――。

運命に立ち向かえ。希望に手を伸ばせ。
何度読んでも心に刺さる、唯一無二の中篇集。

「彼女が死んだのは、僕のせいなんだ」
親しい人が非業の死を遂げる。そんな数奇な宿命を背負った友人が僕に語ったのは、たった一度の運命の恋の物語だった――(「恋愛小説」)。
余命わずかな大学生と友人Kによる復讐劇を描いた「永遠の円環」、脳の疾病を抱えた青年と老弁護士・鳥越が、過去の記憶をたぐりながら旅をする「花」。
悲しみに沈む者たちが、対話を通じて光を見出してゆく全3篇。
切なくも愛溢れる、珠玉の中篇集。
運命に立ち向かえ。希望に手を伸ばせ。
何度読んでも心に刺さる、唯一無二の中篇集。

「彼女が死んだのは、僕のせいなんだ」
親しい人が非業の死を遂げる。そんな数奇な宿命を背負った友人が僕に語ったのは、たった一度の運命の恋の物語だった――(「恋愛小説」)。
余命わずかな大学生と友人Kによる復讐劇を描いた「永遠の円環」、脳の疾病を抱えた青年と老弁護士・鳥越が、過去の記憶をたぐりながら旅をする「花」。
悲しみに沈む者たちが、対話を通じて光を見出してゆく全3篇。
切なくも愛溢れる、珠玉の中篇集。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「対話篇」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 一万円選書,2冊目。恋愛小説、永遠の円環、花の3遍からなる短編小説。脳疾患を抱えて仕事を辞めた青年が老弁護士の鹿児島に向かう長距離ドライブのお供をする「花」がよかった。この本は男性の方が好むかもな,と 一万円選書,2冊目。恋愛小説、永遠の円環、花の3遍からなる短編小説。脳疾患を抱えて仕事を辞めた青年が老弁護士の鹿児島に向かう長距離ドライブのお供をする「花」がよかった。この本は男性の方が好むかもな,と思う。ロマンチックな感じが男性ぽい。 …続きを読む
    みつばちい
    2023年05月03日
    26人がナイス!しています
  • いわた書店一万円選書③。シンプルな表紙にまず驚き、なんとも言えないじんわりした読後感にさらに驚く。コロナ禍で誰かと直接会うこともままならないまままもなく2年、しばらく前からコミュニケーションはSNSが中心 いわた書店一万円選書③。シンプルな表紙にまず驚き、なんとも言えないじんわりした読後感にさらに驚く。コロナ禍で誰かと直接会うこともままならないまままもなく2年、しばらく前からコミュニケーションはSNSが中心でこの本のタイトルにある「対話」が減ってしまった現代。自分も人と話すのは苦手だけれど、それでも大切なことはやっぱり直接コトバで伝えないと。いくらLINEが対話形式で簡単にやりとりができると言っても所詮は文字。微妙なニュアンスは伝わらないし、なんだかんだ言ってもやっぱり一方的だと感じるのは年寄りだから? …続きを読む
    タルシル📖ヨムノスキー
    2021年10月03日
    24人がナイス!しています
  • いわた書店一万円選書7冊目。大切な女性と死に別れ、死に愛された男たちの物語。対話篇というタイトル通りに、男と男が出会い、人生を語り合い、一期一会、互いの生を確かなものにしていく。三篇どれも印象深い内容 いわた書店一万円選書7冊目。大切な女性と死に別れ、死に愛された男たちの物語。対話篇というタイトル通りに、男と男が出会い、人生を語り合い、一期一会、互いの生を確かなものにしていく。三篇どれも印象深い内容だったけれども、一と二はミステリアスな雰囲気に包まれていて、奇妙な夢のよう。三はとてもリアリティのある感動的な美しい物語で特によかった。忘れな草の情景と花言葉がとても美しかった。「その手を離してはいけない」確かにそうだと思った。 …続きを読む
    T
    2023年06月10日
    15人がナイス!しています

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