万葉集の詩性 令和時代の心を読む

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2019年07月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
248
ISBN:
9784040823201
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万葉集の詩性 令和時代の心を読む

  • 編著 中西 進
  • 著者 池内 紀
  • 著者 池澤 夏樹
  • 著者 亀山 郁夫
  • 著者 川合 康三
  • 著者 高橋 睦郎
  • 著者 松岡 正剛
  • 著者 リービ 英雄
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2019年07月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
248
ISBN:
9784040823201

「令和」改元 書き下ろし緊急出版!

「改元を機に今こそ日本の知的リーダーたちに、元号の元となった『万葉集』を日本人に語ってほしい〈中略〉まさに『万葉集』という鬱然たる森の魅惑を開拓して、多様な相貌を世に見せてくれるのに、令和の門出は絶好の時である」―― (中西進「はじめに」より)


「万葉集とはなにか」「万葉集をどう読むか」――いまこそ『万葉集』をもっと自由なもの、各々の歌を純粋「詩」の息づかいと捉えなおしてみよう!
国文学はもとより、ロシア文学や中国古典文学、小説、詩歌、編集工学まで。各斯界の第一人者たちが、初心をもって万葉集へ向き合い、その魅力や謎、新時代への展望を提示する。新元号「令和」の典拠となった、日本最古の歌集を鑑賞するための格好の手引き。全編書き下ろしによる「令和」緊急企画。


はじめに
「三つの詩性」   中西 進
「自伝的万葉の旅」   池内 紀
「詩情と形式、あるいは魂と建築  巻十五「遣新羅使詩篇」を例に」 池澤夏樹
「万葉集とわたし」  亀山郁夫
「山上憶良と中国の詩」  川合康三
「いや重く謎」  高橋睦郎
「ふらふら万葉習養記」  松岡正剛
「万葉集エキサイトメント」  リービ英雄
「改元を機に今こそ日本の知的リーダーたちに、元号の元となった『万葉集』を日本人に語ってほしい〈中略〉まさに『万葉集』という鬱然たる森の魅惑を開拓して、多様な相貌を世に見せてくれるのに、令和の門出は絶好の時である」―― (中西進「はじめに」より)


「万葉集とはなにか」「万葉集をどう読むか」――いまこそ『万葉集』をもっと自由なもの、各々の歌を純粋「詩」の息づかいと捉えなおしてみよう!
国文学はもとより、ロシア文学や中国古典文学、小説、詩歌、編集工学まで。各斯界の第一人者たちが、初心をもって万葉集へ向き合い、その魅力や謎、新時代への展望を提示する。新元号「令和」の典拠となった、日本最古の歌集を鑑賞するための格好の手引き。全編書き下ろしによる「令和」緊急企画。


はじめに
「三つの詩性」   中西 進
「自伝的万葉の旅」   池内 紀
「詩情と形式、あるいは魂と建築  巻十五「遣新羅使詩篇」を例に」 池澤夏樹
「万葉集とわたし」  亀山郁夫
「山上憶良と中国の詩」  川合康三
「いや重く謎」  高橋睦郎
「ふらふら万葉習養記」  松岡正剛
「万葉集エキサイトメント」  リービ英雄

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「万葉集の詩性 令和時代の心を読む」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 中国古典文学、ロシア文学、編集工学など様々な分野の方が万葉集について語った一冊。万葉歌をシェイクスピアのソネットや旧約聖書の雅歌と比較したり、陶淵明と杜甫と山上憶良との共通点についてなど盛沢山で面白か 中国古典文学、ロシア文学、編集工学など様々な分野の方が万葉集について語った一冊。万葉歌をシェイクスピアのソネットや旧約聖書の雅歌と比較したり、陶淵明と杜甫と山上憶良との共通点についてなど盛沢山で面白かった。‘七十の手習い’‘古希の手習い’って…さすが、各分野で活躍されている方は‘手習い’のレベルが違うなぁ。奈良を故里の町のように親しんだという池内氏の文章をもとに万葉散策してみたいな。中西氏は万葉集を読んでいると旧約聖書を思い出されるそう。積読の山に埋もれてる旧約聖書の関連本、読んでみないと。 …続きを読む
    しゅてふぁん
    2019年08月04日
    50人がナイス!しています
  • 折口信夫訳『万葉集』を読む一助になればと思い一読。万葉研究の第一人者中西進をはじめ多士済々、錚々たる顔ぶれによる何とも豪華な『万葉集』の手引書である。期待に違わず中身も濃く、読みごたえがあった。『旧約 折口信夫訳『万葉集』を読む一助になればと思い一読。万葉研究の第一人者中西進をはじめ多士済々、錚々たる顔ぶれによる何とも豪華な『万葉集』の手引書である。期待に違わず中身も濃く、読みごたえがあった。『旧約聖書』の「雅歌」との比較に始まり、青春の日々と絡めた万葉紀行文があるかと思えば、「遣新羅使詩篇」から大伴家持の編集・創作手腕に話が及び、杜甫や陶淵明と山上憶良の類似性を指摘する・・といった感じである。男女、身分の区別のないうえ、政治犯の歌まで取り入れている『万葉集』の魅力を多角的に伝えてくれる良書と思う。 …続きを読む
    ロビン
    2019年07月10日
    17人がナイス!しています
  • 令和の元号になったとき、その原典である万葉集について日本の知識人が書き下ろししたもの 仰天したのは、ロシア文学者の亀山郁夫氏 ロシア近代作曲家ストラビンスキーとショスタコービッチは万葉集の歌を作曲してい 令和の元号になったとき、その原典である万葉集について日本の知識人が書き下ろししたもの 仰天したのは、ロシア文学者の亀山郁夫氏 ロシア近代作曲家ストラビンスキーとショスタコービッチは万葉集の歌を作曲しているというのだ。ショスタコービッチはスターリン時代に、大津皇子の辞世の歌、「ももつたう磐余の池に」運命の不条理を嘆く悲痛な叫びを鮮烈な音楽に仕上げている、というのは凄い。 …続きを読む
    れいまん
    2021年09月03日
    2人がナイス!しています

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