千夜千冊エディション 編集力

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2019年12月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
464
ISBN:
9784044005078
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千夜千冊エディション 編集力

  • 著者 松岡 正剛
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2019年12月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
464
ISBN:
9784044005078

世界観にかかわるすべての作業のプロセスに編集がある。

大同小異、塵も積もれば山となる、月とすっぽん、我田引水、他人の芝はよく見える・・・これらはすべて「編集」の真骨頂を暗示する。もとより編集は本や雑誌や映像に特化されるものではない。認知の仕方、歴史観
の作り方、アートフルになること、ハイパーテキストに向かうこと、つまりは世界観にかかわるすべての作業のプロセスに編集がある。ラグビーにも料理にも音楽にもファッションにも編集があるというべきなのである。編集の醍醐味をいろんな側面から提示した松岡正剛の真骨頂。
大同小異、塵も積もれば山となる、月とすっぽん、我田引水、他人の芝はよく見える・・・これらはすべて「編集」の真骨頂を暗示する。もとより編集は本や雑誌や映像に特化されるものではない。認知の仕方、歴史観
の作り方、アートフルになること、ハイパーテキストに向かうこと、つまりは世界観にかかわるすべての作業のプロセスに編集がある。ラグビーにも料理にも音楽にもファッションにも編集があるというべきなのである。編集の醍醐味をいろんな側面から提示した松岡正剛の真骨頂。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

第一章
意味と情報は感染する
ステフ ァ ヌ・マラ ル メ『骰子一擲』九六六夜
ルードヴ ィ ッ ヒ・ヴ ィトゲ ン シ ュ タ イ ン『論理哲学論考』八三三夜
ヴ ァ ルター・ベ ンヤミ ン『パサージ ュ 論』九〇八夜
ロ ジ ェ・カイヨ ワ『斜線』八九九夜
ロラ ン・バ ル ト『テク ス トの快楽』七一四夜
ミ シ ェ ル・フー コ ー『知の考古学』五四五夜
ジ ェ ラー ル・ジ ュ ネ ット『フ ィギ ュ ー ル』一三〇二夜
ジ ョ ル ジ ョ・ア ガ ン ベ ン『スタ ンツ ェ』一三二四夜
スラヴ ォイ・ジ ジ ェ ク『幻想の感染』六五四夜
第二章類似を求めて
中村雄二郎『共通感覚論』七九二夜
寺田元一『 「編集知」の世紀』八一三夜
マ イケ ル・ポラ ン ニ ー『暗黙知の次元』一〇四二夜
エドワード・ホー ル『かくれた次元』二一三夜
佐々木正人『アフ ォ ーダ ン ス』一〇七九夜
ガブリ エ ル・タ ルド『模倣の法則』一三一八夜
川瀬武彦『まねる』二二八夜
鈴木宏昭『類似と思考』一六四二夜
第三章連想、 推理、アブダクション
山下主一郎『イメー ジ連想の文化誌』一〇八一夜
バ ー バ ラ・スタフ ォ ード『ヴ ィ ジ ュ ア ル・アナ ロ ジー』一二三五夜
ト マ ス・A・シー ビオクほか『シ ャ ー ロ ッ ク・ホー ムズ の記号論』五〇八夜
チ ャ ー ル ズ・パ ー ス『パ ー ス著作集』一一八二夜
米盛裕二『アブダク シ ョ ン』一五六六夜
ホラ ンド、ホリオーク、ニ ス ベ ット、サガード『イ ンダク シ ョ ン』九三〇夜
第四章ハイパーテキストと編集工学
ハ ン ス・ブ ルー メ ン ベ ルク『世界の読解可能性』一五一九夜
ピーター・バ ーク『知識の社会史』一四九三夜
ジ ェ イ・デ イヴ ィ ッド・ボ ルター『ライテ ィ ング・ス ペ ー ス』一七一七夜
米山優『情報学の基礎』六七一夜
バ ーナード、オキー フ、ア ン ス ワー ス『人文学と電子編集』一四七九夜
室井尚『情報宇宙論』四二二夜
キ エ ラ ン・イーガ ン『想像力を触発する教育』一五四〇夜

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「千夜千冊エディション 編集力」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 編集力ということで、知に関するものをまとめたりあるいは情報をどのように整理するかに関する書物を選んで評論しています。松岡さん得意とする分野であると思います。私はほとんど手に取ったことがない書物ばかりで 編集力ということで、知に関するものをまとめたりあるいは情報をどのように整理するかに関する書物を選んで評論しています。松岡さん得意とする分野であると思います。私はほとんど手に取ったことがない書物ばかりで新鮮でした。松岡さんにとっては周知のことばかりでしょうが私にはかなり難しく感じられました。ここにある本を数冊挑戦してみることにしようかとも思いました。 …続きを読む
    KAZOO
    2019年12月26日
    98人がナイス!しています
  • 松岡さんの本は、雑多なものをポンポン投げてくれるから面白い。この巻では、ヴィトゲンシュタインの「カタルトシメス」や気になってやまない「アフォーダンス」とオシリスとイシスの神話が引っ掛かった。 松岡さんの本は、雑多なものをポンポン投げてくれるから面白い。この巻では、ヴィトゲンシュタインの「カタルトシメス」や気になってやまない「アフォーダンス」とオシリスとイシスの神話が引っ掛かった。
    ばんだねいっぺい
    2020年06月28日
    27人がナイス!しています
  • 筆者の提言する編集工学のことがよくわかる。繰り返し読むことになりそうだし、紹介されている本も興味深いものが多かった。 筆者の提言する編集工学のことがよくわかる。繰り返し読むことになりそうだし、紹介されている本も興味深いものが多かった。
    Akito Yoshiue
    2020年01月08日
    11人がナイス!しています

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