古典歳時記

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2018年09月21日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
224
ISBN:
9784047036574

古典歳時記

  • 著者 吉海 直人
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2018年09月21日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
224
ISBN:
9784047036574

百人一首、源氏物語、枕草子、徒然草……日本文化の奥深さに感嘆

古来、日本人は自然に寄り添い、時季を楽しんできた。旬の食べ物、花や野鳥、気候や年中行事……折々の暮らしに根ざしたテーマを厳選し、時事的な話題・歴史的な出来事を入り口に、四季折々のことばの語源と意味を解き明かす。「『春はあけぼの』は平安朝の人々の美意識ではなかった」「西行の詠んだ『花』は何か」「あじさいは平安朝の女流文学には出てこない」など、文学の知識も学べる古典文化の案内書。

目次
第一部 正月/第二部 春/第三部 夏/第四部 秋/第五部 冬/第六部 京都文化

もくじ

●第一部 正月
日本の「暦(こよみ)」について/「初夢」と「宝船」/「七草粥」の由来
●第二部 春
「節分」/日本人と「梅」/菅原伝授手習鑑/「春はあけぼの」は平安朝の美意識ではなかった/唱歌「春が来た」の「に」と「で」/唱歌「朧月夜」の話/「花」と『源氏物語』/西行「願はくは花の下にて」歌をめぐって/春眠暁を覚えず」をめぐって/「水取りや籠り(氷)の僧の沓の音」(芭蕉)/三月三日は「桃の節句」/「蛍の光」変奏曲(卒業式)/「仰げば尊し」の顛末(卒業式)/「サクラサク」について(入学式)/ツバメの文学史
●第三部 夏
古池やかはづ飛び込む水の音(芭蕉)/実のならない「八重山吹」(道灌説話)/「ほととぎす」をめぐって/お茶の伝来(夏も近づく八十八夜)/「端午の節句」/「柏餅」をめぐって/五月十五日の「葵祭」と『源氏物語』/「牡丹」からの連想/六月二十一日は「夏至」/六月三十日は「水無月祓い」/「梅雨」に思うこと/「あじさい」の季節になりました/桃太郎のとがった「桃」について/祇園祭の「保昌山」(七月)/土用の丑の日
●第四部 秋
八月七日は「立秋」/七月七日は「七夕」/「朝顔やつるべ取られてもらひ水」(加賀千代女)/秋の七草/八月十六日は大文字送り火/九月二十三日は「秋分の日」/「ぼたもち」と「おはぎ」/「松虫」と「鈴虫」/「きりぎりす」と「こおろぎ」──「虫の声」/「野分」をめぐって/「名月」と「満月」/「菊」にまつわるお話/柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺(子規)/「鹿鳴」雑話
●第五部 冬
冬の「千鳥」/藤原道長の望月の歌(千年紀)/十月二十二日は「時代祭」/十一月一日は古典の日(源氏物語千年紀)/十一月十五日は「七五三」/「冬来りなば春遠からじ」/「榊(賢木)」をめぐって/『竹取物語』の竹/「落雁」の由来
●第六部 京都文化
京都御所案内/「蛤御門」について/JR京都駅0番ホームの謎/東の鴨川、西の大堰川/京都の「あがる」「さがる」/京へ筑紫に坂東さ/嵯峨野の由来


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「古典歳時記」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 四季がある風土の中で日本人は言葉を育み、自然に寄り添った暮らしの楽しみを折々の年中行事として現代まで伝えられてきた。著者は平安文学を専門とする研究者だが、日本の古典文学の全般に亘って、源氏物語から俳句 四季がある風土の中で日本人は言葉を育み、自然に寄り添った暮らしの楽しみを折々の年中行事として現代まで伝えられてきた。著者は平安文学を専門とする研究者だが、日本の古典文学の全般に亘って、源氏物語から俳句に至るまで作品に現れた言葉を選び、語源や由来を四季の順に従い解説されている。京都に住む著者ならではの眼差し、京都文化への博覧強記ぶりが読んでいて楽しい。「あじさい」は白楽天の詩の出典が最古で当時ライラックのこととされ、日本に詩が輸入され歌人の源順が勘違いして「紫陽花」という漢字を充てたなど古典文化を知る好著。 …続きを読む
    都わすれ
    2018年11月06日
    80人がナイス!しています
  • 日本には四季がありそこに文化がある。そんな文化が育まれ祭事となったり、しきたりという形になり私たちに受け継がれている。そんな伝統的なモノを改めてこの本を読むと奥深さと素晴らしさに気付かされる。私的には 日本には四季がありそこに文化がある。そんな文化が育まれ祭事となったり、しきたりという形になり私たちに受け継がれている。そんな伝統的なモノを改めてこの本を読むと奥深さと素晴らしさに気付かされる。私的には西行がマイブームなので西行の和歌、そしてその西行を敬慕した松尾芭蕉の和歌と東大寺の修二会に印象深い!また『竹取物語』については「竹とは木か草か」なんて問から始まり、よく絵本に描かれている「竹をスパッと斜めに切られた中に姫がいる」と言うあの場面について「あれは絵本が印象付けた場面」というものまで幅広い。 …続きを読む
    レアル
    2019年08月19日
    51人がナイス!しています
  • 四季折々の二十四節気や行事ごとを掘り下げていくと、古典にその源を探ることになる、まさに、そんな新旧暦と古典を楽しく、トリビア的に綴ったエッセイ。香道の組香の折に語られる古典のあれこれがほぼ本書で語られ 四季折々の二十四節気や行事ごとを掘り下げていくと、古典にその源を探ることになる、まさに、そんな新旧暦と古典を楽しく、トリビア的に綴ったエッセイ。香道の組香の折に語られる古典のあれこれがほぼ本書で語られていることに驚くことではないのだが、それが日本文化の源泉であり、古典文学と教養が現在の日本人の心性の根底にあることを再確認しますね。小学唱歌の「花」の下敷きが「源氏物語 胡蝶の巻」とか「蛍の光」や「仰げば尊し」の顛末など、話題は縦横無尽に現代と古典を隣り合わせに語られる。明日、絶対、誰かに語りたくなりますよ。 …続きを読む
    Noelle
    2019年10月04日
    4人がナイス!しています

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