夜のリフレーン

夜のリフレーン

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2018年10月26日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
296
ISBN:
9784041072264

夜のリフレーン

  • 著者 皆川 博子
  • 編者 日下 三蔵
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2018年10月26日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
296
ISBN:
9784041072264

皆川博子が紡ぐ、妖艶かつ幻惑的な短編集

夫に執拗につきまとう女には驚くべき秘密 があった……(「恋人形」)ほか、福田隆義氏のイラスト、中川多理氏の人形と小説とのコラボレー ションも収録。著者が紡ぐ物語世界の凄みと奥深さを堪能できる24編。 夫に執拗につきまとう女には驚くべき秘密 があった……(「恋人形」)ほか、福田隆義氏のイラスト、中川多理氏の人形と小説とのコラボレー ションも収録。著者が紡ぐ物語世界の凄みと奥深さを堪能できる24編。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「夜のリフレーン」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 24篇の短編。超短い短編もあるがページ数じゃない。そこにある不思議。哀しみもあるがざわりとするあれやこれ。寄せては返す波の様に私を離さない。生きている人間が一番怖いが、人形の話はちょっと苦手・・『蜘蛛が 24篇の短編。超短い短編もあるがページ数じゃない。そこにある不思議。哀しみもあるがざわりとするあれやこれ。寄せては返す波の様に私を離さない。生きている人間が一番怖いが、人形の話はちょっと苦手・・『蜘蛛が踊る』のあぶら寺はどこにあるのだろう。私のそばにあるのかなぁ・・キャー! …続きを読む
    いつでも母さん
    2018年12月12日
    169人がナイス!しています
  • 300頁足らずの中に24編。みっしりと濃ゆい。皆川先生は、その特別誂えの眼力で、現世のそこここにある異界への入口を見つけ、そしていともたやすくその境界を越えてしまえる異能者なのであろう。 300頁足らずの中に24編。みっしりと濃ゆい。皆川先生は、その特別誂えの眼力で、現世のそこここにある異界への入口を見つけ、そしていともたやすくその境界を越えてしまえる異能者なのであろう。
    みっちゃん
    2019年07月02日
    160人がナイス!しています
  • 僅か280ページに24の短編。1ページで終える作品、長くとも30ページを超えることはない。けれどこの1冊に秘められた濃密な世界。500ページ超えの作品を読み切ったような感覚。41年前に発表された「スペ 僅か280ページに24の短編。1ページで終える作品、長くとも30ページを超えることはない。けれどこの1冊に秘められた濃密な世界。500ページ超えの作品を読み切ったような感覚。41年前に発表された「スペシャルメニュー」「夜、囚われて」当時どのように受け止められたのだろう。「夜明け」「恋人形」「踊り場」「笛塚」「妖瞳」「赤い鞋」「新吉、おまえの」「桑の木の下で」お気に入り作品には素直な感嘆と我が身の浅学を哀しく思えるほど。「恋人形」で愛する人形師の鏡から、気恥ずかしそうに、すまないように、笑いかける女の→続 …続きを読む
    文庫フリーク@灯れ松明の火
    2018年11月21日
    152人がナイス!しています

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