- 著者 天沢 夏月
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2017年01月25日
- 判型:
- 文庫判
- ページ数:
- 274
- ISBN:
- 9784048926775
八月の終わりは、きっと世界の終わりに似ている。
- 著者 天沢 夏月
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2017年01月25日
- 判型:
- 文庫判
- ページ数:
- 274
- ISBN:
- 9784048926775
それは、たった40日の恋だった――。
本当に好きだった。こんなにも人を好きになることは、この先一生ないだろうとさえ思った。言葉や仕草の一つ一つ、ちょっとした表情の変化、笑い声、髪から香る石鹸のにおい……思い出すと息が苦しくなる。まるで肺の中に、炭酸でも入っているみたいに。
――透子。
高校二年の夏。心臓の病が原因でなくなった彼女のことを、未だ引きずっていた成吾。
あれから四年。交換日記の空白に綴られていく新しい返事。それは見間違えようもなく、透子の文字だった。
――透子。
高校二年の夏。心臓の病が原因でなくなった彼女のことを、未だ引きずっていた成吾。
あれから四年。交換日記の空白に綴られていく新しい返事。それは見間違えようもなく、透子の文字だった。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
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「八月の終わりは、きっと世界の終わりに似ている。」感想・レビュー
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相変わらず綺麗に整った美しい物語を描いている。 今回は特にラストの破壊力がえげつない。久々に目頭が熱くなった。2017年02月21日71人がナイス!しています
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最近やたら多い「過去に戻って死んでしまう彼女を助ける」系のSFラブストーリー☆あまり期待してなかったのだけど、掘り出し本やわ、これ!文章もきれいやし、SFと言ってもゴチャゴチャしてなくシンプルな恋愛系☆泣 …続きを読む2017年02月15日71人がナイス!しています