七月のテロメアが尽きるまで

二人の結末を見届けた時、きっともう一度読み返したくなる――。

  • 著者 天沢 夏月

二人の結末を見届けた時、きっともう一度読み返したくなる――。

 人付き合いを避け生きてきた高校生の内村秀は、ある日クラスメイトの飯山直佳が落としたUSBメモリを拾う。その中身、「遺書」を見てしまったことから、奇妙な交流は始まった。やがて秀は直佳が進行性の記憶障害を患い、自殺を願っていることを知り……。
「君が死ぬときは、僕も死ぬ。それが嫌なら君は生き続けろ」
「……内村くん、すごく馬鹿なこと言ってる自覚は?」
 約束に隠された本当の想いを知った時、きっと最初からページをめくりたくなる。切なく美しい物語。

イラスト

登場人物

内村秀

人付き合いを避けて生きる、ひねくれもので排他的な男子高校生。
ある日偶然、直佳が落としたUSBメモリから彼女の秘密を知ることになる。

飯山直佳

明るく元気なイマドキな女子高生を振る舞っているが、重大な記憶障害を抱えている。
病気のことはみんなに内緒だったが、秀に知られてしまい……。

おすすめコメント

~担当編集コメント~
夏を舞台にした青春小説で、細やかに雨が降り続けるような美しくも儚い物語になっています
タイトルの「テロメア」とは「細胞の寿命」を意味する言葉。七月のテロメア、七月の終わり。
記憶を失いつつある少女とすごす「七月の物語」が一体どんな結末を迎えるのか。
そして読み終わった後にもう一度読み返すと、一回目とは少しだけ意味が変わって見えるはず……!
是非お手に取って頂ければ幸いです。

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