時をめぐる少女

その並木道で出逢ったのは、 未来の「私」と過去の「私」。

  • 著者 天沢 夏月

その並木道で出逢ったのは、 未来の「私」と過去の「私」。

 並木道の奥にある小さな広場では、未来や過去の自分に逢えるらしい――。その日、九歳の葉子の前に現れたのは、恋人と婚約したばかりだという将来の自分自身で……。
 母親との衝突、繰り返す転校、上手くいかない就活、そして不安が押し寄せる結婚。
 いつも悩んで涙をこぼしてばかり。だけど、そうしてめぐっていく時間の先に、「私」は幸せを手に入れたのだろうか?
 それぞれの時代、五月の憂鬱な一日。過去と未来が入り交じるこの特別な場所で、私はいつかの私と向かい合う。

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